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clubhouseもフォロワー数より「エンゲージメント」が求められる!?

こんにちは。佐藤奨(さとうつとむ)です。

1月末に突如、日本にて"流行"し始めたアメリカ発の音声SNS、clubhouseについて書いてみる。

というのも、さっそくclubhouseのフォロワー数増加への「攻略法」みたいなTwitter投稿やRoomが目立ちはじめており、この辺りで私の考えを述べておきたいと思う。

フォロワー数は「いいRoom」をつくれば、自ずと増える

clubhouseのフォロワー数は、いいRoomをつくれば、自ずと増えていくのだと思う。フォロワーを増やすことは目的にせず、あの空間で求められていくことをすれば、自ずと増えると思う。このSNSのコンテンツの形態はこれまでの「文字」「写真」「動画」でなく「音声のみ」だが、やっぱり他のSNSと同じと捉えている。

逆に、Roomをつくらないとフォロワーは増えにくい。clubhouseの中の文脈で、求められるRoomの「モデレーター」や「スピーカー」となり、リスナーから求められなければフォロワー増加は微増程度になった。

私もclubhouseのフォロワー数は、先行するインフルエンサーたちには全く及ばない2k(2000名)をようやく突破したところだが、これまでの傾向から言えるのは、仕事などで自らRoomをつくれなかった日は、フォロワー数は微増だった。

求められるコンテンツをつくれる人が求められる

結局は「体験」をベースに、求められるコンテンツをつくれる人がこのSNSでも求められていくと思う。

ちなみに、相互フォローを目当てに無闇にフォロー&フォロワーを増やす方法はおすすめ"しない"。なぜなら、Roomを開いたとき、タイムラインに興味がないRoomが並ぶ可能性が高い。そしてそれは、フォロー返ししてくれた相手側も同じ。興味がない番組ばかり並ぶ状態は、返って、良いRoomとのマッチングを減らすのだ。

求められる発信主だからフォローされる

もともと知名度がある方は、いいRoomだからとかは関係なく当てはまらない(知名度あるからフォロワーが増えるだけでしょ)、と思われがちだが、それは"違う"と捉えている。

というのも、それは、clubhouseであっても、そこで"求められる"軸なら同じ土俵なのである。というのも、もともと求められる発信主だから、clubhouseの中であっても、多くの方からフォローされているだけだ。(場所はどこであれ、”そこでclubhouseユーザーが気になる存在”じゃなければ、無闇にフォローしないのだ。)

ただ、継続的にこの中で、求められるRoomに関与しなければ、知名度があってもフォローは増えない。

良いRoomとはシンプル。「体験価値」の高いRoom

短絡的なclubhouseの攻略法は気にせず、そもそもリスナー側、clubhouseユーザー側(または、自分が発信したいターゲットユーザー側)にとって「体験価値」の高いRoomづくりができるのか。そうしたRoomを継続的にプロデュースできるか?だと思う。それがclubhouseの中で求めらる発信主の在り方と思う。

どんなRoomが「体験価値」の高いRoomなのか?の問いの答えは、音声限定とはいえ、様々な方法があるだろう。人気のテレビ番組の在り方と同じく、clubhouseを利用する人が気になるRoomを継続的に立ち上げ、人気の「発信主」となることだろう。

「エンゲージメント」が求められるSNSになっていく

現段階の、流行初期のフォロワーが増加ペースの今だからこそ(ネットワーク効果が働きやすく今だから)、フォロワーが増やすい観点もあるとは思うが、その視点は全否定するつもりもないが、中長期視点で考えれば、clubhouseも他のTwitterなどのSNSなどと同様に、フォロワー数より「エンゲージメント」が求められるSNSになっていくと捉えている。

今だからこその”お祭り感”があるのも否定しないし、その盛り上がりは間違いがないが、clubhouseもフォロワー数より「エンゲージメント」。表層的で短絡的な攻略法ではなく、ユーザー側(または、自分が発信したいターゲットユーザー側)にとって「体験価値」の高いRoomづくりができるのか。そこで自分のフォロワーに対して「エンゲージ」を獲得することで、結果として「フォロワー」に転換できるのか?が問われると思う。

(番外編)Twitterのフォロワーも増えた

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(Social dogより画面キャプチャ)

これはclubhouseをやっていての副次的な反響であるが、しばらくフォロワー数に変化のなかったTwitterが、ここ最近のclubhouseを動かし始めた時期から急にフォロワーが増え始めた。

おそらく、Twitterでの「表示」アルゴリズムと、clubhouseでの表示アルゴリズムが異なる影響により、表示される(私がトークしているRoomなどの)コンテンツが、"新たな"リーチ(Twitterのフォロワー外の方への接点)を生み出しており、その結果、Twitterのフォロワーが増加しているものと推察している。

Twitterとの表示アルゴリズムの違いから新発見もある

Twitterとの表示アルゴリズムの違いから、私自身も発見がある。

というのも、clubhouse経由にて、"新たな発見"が多く、つい、リスナーとして聞いてしまうRoomがあり、私が気になっているRoomには傾向がある。

その傾向とは「グランピング」や、「ホテル等」含め、「レジャー系」の情報である。これらの観光・サービス産業の情報を、私自身がかなり欲していた(タイムラインにあるとつい、気になる)ことに気がついた。Twitterでは意識的に情報を取りに行っていた分野ではなかった。

以上が私の視点である。

まとめ

今のclubhouseは「お祭り状態」であることは認めるが、お祭り状態が収まっていく中長期の視点で、clubhouseもフォロワー数より「エンゲージメント」が求められていく、との主張と、私がclubhouseにて、偶発性の情報の発見をしてることから、Twitterとの表示アルゴリズムの違いを感じていることに触れ、最後にこの一言で締めたいと思う。

clubhouse楽しいね。

今後とも、clubhouseやTwitter、noteなどで、皆さんと絡ませてもらおうと思ってます。

著者のTwitter
clubhouse → @2tomman

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