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せっかく働くなら、「人生の幸せ」に貢献したい。

私と会社

私は新卒のときから、「結婚」に関連するIT企業で働いています。早いものでこの4月で12年目に突入しました。
掲げている理念と「年齢に関係なく意欲があればチャンスをくれる」という社風に惹かれ、お会いする社員の方々もとってもイキイキしていて「直感」で決めました。
この会社に出会ってからは、この会社しか考えられないほど、心奪われてしまいました(笑)

今の時代、色んな働き方が増えました。人生100年時代とも言われ、転職することも珍しくない。そのような時代の中、私はこの12年、なんの迷いもなく「この会社」にこだわり続けてきました。この会社を、時代を代表する会社にしたいという気持ちで、「足りないから他に行く」ではなく、「足りないならこの会社を変える」という気持ちでガムシャラに走ってきました。

もともと40人程度だった中で入社させていただいたこともあり、「自分たちが会社を創っている」とより一層感じやすい規模だったことも恵まれていたと思います。「代表する会社」に入社したのではなく、「代表する会社を創っている会社」に入社したので、まだまだ伸びしろだらけだと思っています。だから頑張っているという気持ちです。

なぜ、この業界なのか

私は2019年1月に結婚しました。そのとき、結婚式も挙げました。もともと結婚式場でアルバイトをしていたこともあり、「結婚式がもたらす豊かさ」を心から感じていました。

結婚式の中にはたくさんの「感情」があるなあと思います。未来への覚悟や希望、これまでの感謝、喜び、寂しさ、、、。「一つの節目」と捉えることで普段言えないことも言えてしまうからこそ、色んな感情を抱き、心が豊かになっていく感覚があります。

そして私自身、「ありがとう」とあんまり言わない家族の中で育ちました。恥ずかしさだったり、家族なんだから当たり前と思い合っていたのか、、、
私の両親も唯一の姉も、とても大切に育ててくれました。末っ子の私はとても甘える子供だったと思いますが(笑)、何でも助けてくれました。言葉にはしないけど、行動で示してくれる。そんな家族でした。

だからこそ、自分の結婚式では「ありがとう」と伝えることを大切にして、実際に伝えることもできました。そんな機会のおかげで、今では自然と感謝を言い合えるようになった気がします。でもなぜか「ありがとうございます」と娘の私にそこだけ敬語になるところは、多分、まだ恥じらいがあるからなのだと思っています(笑)

そういう、たくさんの「感情」をくれる、心を豊かにしてくれる力が結婚式にはあると思い、この文化を守っていきたいという気持ちから、就活ではウエディング業界を志望しました。
ウエディングプランナーももちろん考えましたが、「結婚式はいいかな」と思っている人にこそ、結婚式の魅力を届けたくて、IT企業を選択しました。

12年経ってもその想いは変わらないどころか、日々強まるばかり。「感情が動く」ってとても幸せなことだと思っています。
好きな人と一緒になれるってやっぱり「幸せ」なことだし、でも家族と離れるのはやっぱり「寂しい」ことだし、お祝いしてもらえることはやっぱり「嬉しい」ことだと思っています。

結婚式を通じて、色んな感情を感じ、お互いに寄り添える社会にしていきたい。たくさんの感情を知っていれば、相手の気持ちが少しは分かって寄り添える。誰かを想って優しくなれたり、強くもなれたり、それってとても尊いことなんじゃないかなあって思うのです。だから、私は、結婚や結婚式の文化を守っていきたい。心を豊かにできる機会を守っていきたいと思っています。

結婚がもたらす力


自分自身、結婚式でももちろん幸せを感じたのですが、「結婚」そのものから受けたものもとても多いと感じています。

私はこんな感じで仕事が大好きです。2020年に息子を産み、8ヶ月ほど経ってから復帰しましたが、そこから毎日仕事に全力の日々です。

仕事を頑張れば頑張るほど、もっと頑張りたくなってしまう。でもそうなると、子供のことも、家のことも、完璧は難しくなっていく。ありがたいことに復帰後から、仕事における責任の範囲は拡大し、重さも増したのですが、
これまでの一つ一つの決断において、すんなりできた訳では全くなく、葛藤と不安が必ずありました。そんな私を救ってくれるのは、いつもパートナーでした。

頑張りたいならやってみたらいい、なんとかなると背中を押してくれる。疲れていたら休ませてくれる。元気がなかったら海に連れてってくれる。

そんなパートナーがいてくれるから、私は強くなれました。頑張れるかもしれないと思わせてくれて、乗り越えて来れたことが沢山ありました。
そういう、結婚がもたらしてくれる力を、身を持って感じることができました。

結婚は、「誰かと共に生きていく」ということは、人を強くしてくれる。だから私は、ここをもっと幸せにしたいのです。

誰かと共に生きていくという選択肢

でも時代も変化しています。
結婚はするけど、結婚式は挙げない人。そもそも結婚をしない人。色んな選択肢が取れる社会は幸せだなあと思います。

そんな時代の中で、私は、「誰かと共に生きていく」という選択肢を幸せにし続けたいです。「誰かと共に生きていく」ということは幸せなことであってほしいという、これは私の想いであり、願望です。

家族がいるから頑張ろう!というモチベーションになったり、この人のために生きていきたいという希望になったり、この人がいるから大丈夫という強さをくれたり。
そういう気持ちから、「誰かと共に生きていく」って悪くないかもと感じられて、そういう選択を取る人が増え、さらには、結婚式を挙げるという選択を取る人も増え、
最終的には、「心が豊かな人が増え、寄り添い合える社会」をもっと創っていきたいなあという気持ちでいっぱいです。

当たり前に感じられる「日常」も、決して当たり前ではない。だからこそ、この日常を、守りながらも、もっと幸せにしていきたい。「誰かと共に生きていく」ということで、日々の幸せを増幅させていきたい。そんな気持ちで、これからも仕事に向き合っていきたいなと思います。




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