5000mの記録に挑戦 ~META : Time : Trials~

7月10日（土）にasicsさんとサウルスジャパンさんが主催した「META : Time : Trials Japan Series　関東地区予選会」に参加してきました。
距離は5000mで男女混合の目標タイム別、全１０組でレースが行われました。

場所は東京の夢の島陸上競技場。東京の代表的な競技場の一つです。

大会カラーは緑
これはasicsの新シューズであるMETA SPEED+シリーズのテーマカラーになります。
会場は通常の記録会とは違いイベント感があって、楽しい雰囲気でした。

新シューズの貸し出しも実施

またasicsさんの厚底シューズMETA SPEEDシリーズの貸し出しも行われ、事前に申し込みを行い、当日に無料でレンタルし実際にレースを走ることができます。
私もMETA SPEED SKY+でレースに出場しました。

個人的にも緑が好きなので、このカラーリングはとても好きです。

実はasicsさんの厚底シューズ自体履くのが初めてだったので、いきなり履いてレースに出るのは少し不安でしたが、特に問題はなく、私にとってはとても走りやすいシューズでした。
クッションの感触は独特ですが、スピードも出しやすいですし、走っている時の感触がクセになるような、楽しく走れるシューズだなと思います。

METASPEED SKY+のもう少し詳しい感想はまた別の記事で書きますので、興味があればご覧ください。

レース結果

私は第７組に出場し、記録は18分11秒でした。
目標は17分台だったので、あと少しでしたが、現状の力は出せたと思いますし、タイムやフォームが大きく崩れることはなかったので、全体的には暑さに負けずよく走れたと思います。

以下は今回のレースのペース（min/km）の推移です。グラフの3.5 min/kmが１kmあたり３分３０秒のペースになり、このペースで走れば１７分３０秒フィニッシュとなります。

今回の目標は３分３０秒/kmで走ることでしたが、グラフを見て分かる通り２０００mから徐々にペースが落ちていきました。予想通りであるとも言えますが。

またこのグラフは２００m毎、つまりトラック半周毎にラップタイムを測定しているのですが、この日は風も少し強く、バックストレートが向かい風、ホームストレートが追い風でした。

そのため、グラフを見ると上がって、下がってを繰り返しています。これは風の影響がそのままタイムに表れているということです。
序盤は、200mでみれば１、２秒の差で、１周で平均すれば３分３０秒/kmペースで走っているのですが、ペースの細かいアップダウンの繰り返しが地味に体力の消耗につながっている可能性がありますね。

今回のような風の影響がある場合、ペースをアップダウンさせる走り方と、風に負けずにペースを一定に保つ走り方では、どちらの方がランニングエコノミー的に良いのでしょうか？
ペースを一定に保っても、風に対抗する分、エネルギーは消費すると思うので。逆に、風に抵抗せず、多少ペースのアップダウンさせる方が良いのか。

ただ風は全員同じ条件ですので、まずはそれに対応できる力をつけないといけないですね。

世代、性別を超えて

今回の大会は、全参加者の事前の目標タイム順に出走組が編成されており、年齢や性別の区別はありません。

女性の方もいましたし、私より１回りや２回り以上年上の方もたくさん出場されていました。そして皆さん速い。

年齢や性別関係なく、日々のトレーニングの成果を競い合うことって、なかなか無いですよね。学生までは同世代ぐらいの同性の相手としか競わないことが多いですし。

長距離走の魅力は、そういった世代や性別を超えた切磋琢磨ができるスポーツであること、なのかなと改めて思いました。

支えられながら走れていることへの感謝

今回は運営の方々が終始大会を盛り上げてくださり、楽しい雰囲気と緊張感の中で、非常に充実した大会だったと思います。

また走っている最中にはトラックの周りで声援を送っていただいた皆さんのお陰で、頑張って走ることができました。

普段は一人で走っているのですが、こういった大会では多くの方々に支えられて走れているのだなと、改めて実感しました。本当にありがとうございました。

そういった方々に感謝をしながら、私自身も誰かを支えていけたらいいなと思います。

そういう想いで、これからも頑張って楽しく走っていこうと思います！