公認されたら困るのよ 第114回 レミングする人々
政党に公認されたら大変ではあります。
そこに責任が生じますから。
政党のイベントや勉強会、選挙応援など政党に公認されている責任のもとに
活動せねばなりません。
しかしそれが政党の看板を借りている義務でもありますから
当たり前っちゃ、当たり前。
しかし、政党に公認されずに政党の名前を語れたら…
これほどメリットしかないものはありませんね。
だって政党に対する責任や義務を果たさずに
自分がしたいように振舞えたうえで
相手はその政党が正式にバックにいると思って接してくれるわけですから。
「政党を名乗るなら、公認候補としてその責務を果たしているんだろう」
という前提で接してくれるわけです。
まさか自称とか一般党員とは思わないわけですよ。
それって自称少年探偵団みたいなもんです。
これをうまく使えば
政党の評判を落とすことに使えますね。
消防署の方から来ましたと消火器を売るがごとく
警察の方から来ましたと信用させるがごとく。
で、政党もそれを厳しく指導できないってことと
政党の中にも、だいぶ、その政党を利用して
政治的に浸食しようとしているのがいるのか
はたまた、無責任に政党の名前に胡坐をかいているのか。
衆愚政治とはよくいったもんで
全国行脚に政党と議員の肩書があれば
どんな詐欺でもできるわな。
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