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人は何かや誰かに依存しなくても、自分の力で生き方を変えていける、との思いで、自己内観や…

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人は何かや誰かに依存しなくても、自分の力で生き方を変えていける、との思いで、自己内観や様々な事を実施中。 これまで経験したことや日々の気づきを発信しています。

最近の記事

感情のかんじきりを実践して③〜怒りを解放す〜

感情のかんじきりは、出てきた感情を言語化するという方法ですが。 私の場合は、言語化する以前の問題、感情を動かすところからのスタートでした。 私は、長い間当たり前の様に怒りという感情を押し殺して、閉じ込めて生活してきました。そこに、相手に依存する、相手の言葉に従うという徹底的な「他人軸」の期間を経験し、結果、感情が全く動かなくなるという状態に陥りました。 セッションの中で、好きなドラマや映画、趣味などなぜそれが好きなのか聞かれても答えられない。それ以前に、何が好きで何をして

    • 感情の感じきりを実践して②〜「究極の他人軸」という経験〜

      私が感情の感じきりを始めたのは、占いのサイトにのめりこんで散財したものの、現実生活は好転せず八方塞がりの状況で、なんとかしたいがどうしたらよいかわからない。そんな時でした。  それまでは、母親が宗教に傾倒していた事もあり、占いや見えない世界とは距離をおいておいて生活していました。では、なぜそんな「スピリチュアル」な世界に足を踏み入れたのか。占いにはまってしまったのか。 それは、当時付き合っていた(と私が勝手に勘違いしていた)彼が、実は既婚者で知らずに不倫をしていた、という事

      • 感情のかんじきりを実践して

        数年前より、感情のかんじきりという方法を通して自己内観しています。 https://note.com/saya461/n/n252a10df07ac 感情を言語化する言葉にすると、とても簡単でシンプルな方法ですが、シンプルなだけに奥が深く、やればやるほど沼に嵌る様な感覚に陥ります。  正直、セッションを辞めたくなったり投げ出したくなる時も数え切れないほどありました。 それでも、辞めずに続けているのは、どうしても叶えたい願いがあったからなんですが、始めた当初は、その願いすら

        • 備える

          仕事が始まり、慌ただしい日常生活に戻りました。 ふとした瞬間に、元日早々に起こった地震が頭をよぎります。 今まで、どこかの地域で災害が発生するたびに防災や備蓄などを意識はのの、あまり真剣に考えたり備えたりしていませんでした。 実際今回の地震では、避難所は幾つか周辺にあるものの、私の住む地区は海や河川が近いこともありどこに避難すればいいのか、とっさには判断できませんでした。 幸い、津波の被害もなくライフラインにも影響はありませんでしたが、日頃の備えがいかに大切かを痛感する事と

        感情のかんじきりを実践して③〜怒りを解放す〜

          リズム

          大きな事件や事故、災害が起きると、当事者はもちろんですが、自分自身に直接関わりがなくてもテレビのニュースやSNSの情報から不安や落ち着かない気持ちになるかと思います。 たからこそ、起床、炊事、洗濯、雑務の処理など。あえて日常のルーティンワークをできるだけ意識して過ごしたいと思います。 日々同じリズムで過ごすこと、同じ事を繰り返す事で生まれる安心感もあると思います。

          繋がる

          先日の地震で被災された方にお見舞い申し上げます。 私の住む地域もかなり揺れて、のんびり過ごしていたところだったので、どの様な行動を取ればいいのかわからない位に慌ててしまいました。 そんな中、職場や家族、友人達からの安否確認のラインが続々と届き、ホッとししました。同時に少しずつ冷静になる事ができ、あらためて人との繋がりの大切さを実感する事ができました。 SNSではいろいろな情報が飛び交っている様ですが、こんな時だからこそ、自分はどの様な情報と繫がるのか、取り入れるのかを見

          母とわたしと宗教のこと⑧

          現在、母が亡くなってから10年以上の月日が経ちました。 母が亡くなってからは、宗教活動から遠ざかり、御札をもらうだけになりそれを数年続けたあと脱会しました。 辞めると加護を受ける前の状態に戻ると母に言われた事がありましたが、信仰心が薄く、加護を授かっているという気持ちがあまりないためか、辞めたあとも普段と変わらない生活が続いています。 正直、宗教活動をほぼしていない私が2世信者と名乗って良いのか初めは迷いました。 ただ、本人が宗教活動をほぼしていない、あまり関わらない様にし

          母とわたしと宗教のこと⑧

          母とわたしと宗教のこと⑦

          母の生活は宗教を中心に回っており、家の事は二の次でした。家事はそれなりにこなしていましたが、仕方なくやっている感じはただよっていました。 「信者さんといると心が軽くなる」 まだ小学生だった頃そんな事を言われたことがありました。 母にとっては何気ない一言だったかもしれませんが、当時の私は「家族といるのは楽しくないんだ」と少なからず傷ついていました。 実家が、信者同士の会合の場に使われる事も多々あり、その度に父や私達は別の部屋ヘ追いやられ、なぜか小さくなってその場をやり過

          母とわたしと宗教のこと⑦

          これからの事〜2024年に向けて〜

          気がつくと、今年も残すところわずかになってきました。  来年の事を考えた時に、医療従事者としての長年の経験を活かして、『介護をしているご家族の方』や『医療、福祉関係に従事されている専門職の方』を対象とした個別セッションを立ち上げていきたいと思っています。  また、今後のブログで、私の経験を通して、家族や医療、福祉関係の方にセッションを行おうと思ったきっかけをお伝えしていこうと思いますので、よろしくお願いします。  

          これからの事〜2024年に向けて〜

          母とわたしと宗教のこと⑥

          母の信仰心や言動に、違和感や釈然としない気持ちを抱えていた私ですが、どこかで母に認めてもらいたい、褒めてもらいたいという気持ちも持ち合わせていました。 ただ、母に認められたり褒められたりするためには、宗教関係の事をしなければいけないわけで。それはそれで自分らしくない感じがありました。 就職をきっかけに実家から離れる事になった私ですが、当時は母を喜ばせたい気持ちがまだ強くあり、自分から宗教の御札をアパートに祀る事を提案していました。 嬉しそうな満足そうな表情をしている母をみて

          母とわたしと宗教のこと⑥

          母親も未消化な傷を抱えた1人の人間だった。 未消化な傷を自分で癒やす方法を知らなかった。 だから、外側に救いを求めたんだろうな。

          母親も未消化な傷を抱えた1人の人間だった。 未消化な傷を自分で癒やす方法を知らなかった。 だから、外側に救いを求めたんだろうな。

          その過度な同情心、怒りや嫌悪感。過去の何かを相手に投影してませんか?

          その過度な同情心、怒りや嫌悪感。過去の何かを相手に投影してませんか?

          未消化の傷が自分だけじゃなく、子供や家族、果ては他人の人生までもを混乱させるって、気づいてますか?

          未消化の傷が自分だけじゃなく、子供や家族、果ては他人の人生までもを混乱させるって、気づいてますか?

          母と私と宗教のこと⑤

          宗教を信仰している母との関係を振り返ったときに、印象的な出来事がいくつもあります。 前回のブログにも記載した私の友人を勝手に導こうとした事もその1つですが、 母とわたしと宗教のこと④|HARUMI #note https://note.com/3186st/n/nf195e7ef74d4 今でも思い出すと腹が立つ出来事は、宗教に従事させようとして、私の将来を勝手に決めようとしたことです。 当時高校3年だった私は、資格を取るために進学を希望しており、いくつか学校を受験して

          母と私と宗教のこと⑤

          母とわたしと宗教のこと④

          信仰心という価値観で世の中全ての物事を見ていた母。 そんな母といつの頃からかまともに会話をしなくなりました。しなくなったというよりは、「したくなくなった」とい方が正しいかもしれません。 なぜなら、どんな内容の会話をしていても、必ず宗教や信仰に結びつけてくるからです。  例えば、人間関係の愚痴をいえば、「それは、お導きしろって言うことだ」と言われたりするからです。 ただ、愚痴を聞いて欲しいだけなのに、「救いを求めてる」「私にこの話しをするという事は、神が導けと言っているに違いな

          母とわたしと宗教のこと④

          母とわたしと宗教のこと③

          私が宗教をやっている母と生活する中で、それっておかしくない?』と違和感を感じる事がいくつかありました。 当時、受験生だった私は志望校格できますようにと、友達に頼んで某神社のお守りをもらった事がありました。 それを母に見つかり、かなり強い口調で叱責されました。 元々母は、自分の意見や正しさを押し通そうとするとき、言葉でまくし立ててる傾向がありました。相手が、わかりました、という言葉や態度で示すまで執拗に言い続ける、もしくは、もう決めたから!という感じで有無を言わせない感じがあり

          母とわたしと宗教のこと③