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モノローグ『宇宙と話す』 #2

だいぶ遅れましたが、あけましておめでとうございます。
まだ一月中なのでセーフだとは思います。あと半分だけど。

年明けてから、今日までに、思ったことを文章っぽくまとめます。
よろしくお願いします。


 福袋が好きで、それは、自分が興味ないものと出会わせてくれるからだと思うんですね。普通の買い物というのは、欲しいものを買いますよね。アタリでもハズレでも、福袋の中身っていうのは大体がそれまでの自分とは関係なく、思いもしなかったもので、中身が分かっている福袋ほどつまらないものはないと思う。たまにある中身を見たり、中身が分かっている福袋は、ただのお得なまとめ売りでしょ、って思っちゃう。
 夏目漱石が晩年、則天去私ということを言った。意味は、私を去って自然の流れに身をまかせるということ。これは、自分では思いもしなかったことが、自分を去ることによって期待できるよねって意味だと思っています。これに近いことが福袋にも言えてて、そういうところが好きな理由なのかもしれない。あと得をするからで、福袋を買う理由の大部分としては、そういうギャンブル性が好まれる要因ですよね。長々買いたけど、今年は買ってないや。


 あけましておめでとうってことで、母が鰻屋さんに連れて行ってくれて、うな重をたべた。滅多に行かないから、めっちゃ美味しく思ったんだけど、鰻よりも何よりも奈良漬が美味しくて驚いた。お酒を飲める年齢になって、お酒に慣れたからか。


 そんな重厚な、お重に入ったおせち料理は食べなくて、何品かのおせち料理が正月には並ぶ。大家族でもないし、親戚が一堂に会すこともないから、ほんの気分って感じで毎年、食べている。そこで思ったことは、どんな料理でもタッパーに入れると家庭料理みたいになるよね。これは説として立証できると思う。どんな高級料理でも。どんな貧相な料理でも。多分だけど、タッパーと家庭の親和性がえげつないから?


 スマホのキャンペーンで、シュークリームが当たった。やったーって思って、コンビニで引き換えてもらって食べたけど、これ食べるの大変すぎる。いまだにシュークリームの食べ方の正解が分からない。サブウェイよりも難しいと思う。クリームを吸いながら食べたほうがいいのか。でもそうすると、クリームでくったくたになった皮を最後に食べることになっていやだ。コンビニのシュークリームのだいたいに言えることだと思うんだけど、皮が美味しくなく感じている。プチシューとかはクリームが少ないから大丈夫だけど、このクリームで皮がくったくたになることを克服するために作られたのが、「ふわもこ」とかのそういう類なんじゃないかしら。

てことで、今年もよろしくお願いします。

お読みいただきありがとうございました。