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うつ病で、会話ができなくなる、病状のまとめ

うつ病の会話に関する症状は、仕事や人間関係に大きく影響がでますので、困っている方も多いと思います。


努力や精神力で、簡単に治せる物ではありませんが、とりあえずうつ病が回復して来れば、ある程度は改善するので、その点は心配しないで欲しいと思っています。


私も寛解近くまで行って、仕事に就けた時期は、「私って実は、コミュニケーション能力高くない?ww」などと、いい気になっていたものですよ😅👍🌟


まあ、そこまで良くはならなくても、うつ病のせいで能力が落ちていたというのは、一旦治ってみないと、なかなか信じにくい所はあると思います💧


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【会話に関する症状の分析】(あくまでも個人の意見です)


うつ病で会話に起る問題は、元々引っ込みじあんとか、口下手といった個人差があるので、患者さんによっても、病状によっても大きく違います。


しかし、大きく分類すると、以下の2つに分けられると思います。


① 会話以前に、会話をしたくない/出来ない問題
② 会話中に気がつく、会話能力の問題


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① 会話が上手くできるかできないかの前に、会話までたどり着かない患者さんも多いと思います。


・出かけるのが困難で、人に会えない
・人間に対面する事に、恐怖感、拒否感や嫌悪感などを感じる
・話す事に、拒否感を感じる
・会話能力が落ちたので、話たくない
・電話も嫌
・これといった理由はないけど、とにかく嫌


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② 実際に会話をした時に、気がつく問題


・会話の内容が理解できない
・話を聞いている時は、分かったつもりだったが、返答する時には内容を忘れている(記憶力の低下?)
・内容は分かっても、それに対する答えを、頭の中で構築できない(脳の情報処理が遅い?)
・言われた事に対して、回答は考えついても、言葉や文章がまとまらない
・名前や単語が出て来ないので、会話がスムーズに続かない

・会話が上手く行かないと、焦って余計に上手くしゃべれなくなる
・緊張すると上記の症状が、ひどくなって来る
・怖い人や、エライ人が相手だと、症状がひどくなる

・ちょっとしゃべっても異様に疲れる


※ 上記のリストは、私の経験した会話の不備ですので、他にもいろいろあるだろうと思います。

※ 会話能力の低下は、病状によってレベルが変わるので、全てがいっぺんに出るわけではありません。


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【上記を踏まえて、あとがき】

今回、会話に出る症状を書き出していて、そもそも「会話」というのは、もの凄い能力なんだなと考えるようになりました。

相手の話を聞いて、その中の情報を読み取り、脳の中の自分の持っている情報と照合し、自分の回答を考え、それを相手に伝える適切な言葉を選びます。

回答を文章にまとめて、口から出すまで、脳の中はもの凄い勢いで、情報処理を行っているわけです🤔

しかし、うつ病はこの脳の処理能力が、落ちる病です。

私はもう少し元気で、仕事に就いていた時期は、言葉につまると「ちょっと待って、ナウ・ローディング💦」とか言って、笑いを取っておりましたが、今考えると本当にロード時間が長くなっていたんだなと思います。

古いパソコンや、スマホでネットを見ようとすると、動きがトロくて驚く事もあると思いますが、脳の処理能力が落ちるのも、それと同じような状態になっていると、考えていいと思います。

動きが悪い古いパソコンで、我慢して仕事を続けるよりも、作業を一旦休んで、新しいパソコンを買いに行く方が、仕事は速く進みますよね。

脳の場合は、買い替えは出来ませんが、休んで回復させてから使う方が、効率がいいのは同じだと思います。

古いパソコンを我慢して使っても、処理しきれない情報を何度も入れているうちに、壊れて2度と動かなくなるのが普通です。(そこまでパソコンを使い倒す人も少ないかもですが)

人間も1~2回は大丈夫でも、ムリを繰り返すとそうなる場合もありますので、要注意です。

本日もお大事にどうぞ🍀

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