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【三次の推しメン】ヴィノーブル・ヴィンヤード 横町崇さん

ワインコンクール『IWSC(インターナショナル・ワイン・スピリッツ・コンペティション)』にて、日本の『ヴィノーブルヴィンヤード&ワイナリー』がゴールドメダルを獲得しました。2021 年に三次市四拾貫町でオープンした、新進気鋭のワイナリーのCEO であり醸造責任者が、横町崇さんです。

ヨーロッパで最も権威のある IWSC において、「ソーヴィニヨンブラン」品種部門で、最高得点を獲得。開業からわずか1年の日本のワイナリーが、世界一のソーヴィニヨンブランをつくったというニュースによって、グローバルに注目を集め,その後も、海外で様々な賞を受賞しています。2023 年に広島で開催されたG7 サミットでも、首脳の夫人の晩餐会で「セミヨンスパークリング」が乾杯ワインとして採用されました。

横町さんが目指すのは、世界的なワインの銘醸地ブルゴーニュやシャンパーニュのグランヴァン(トップレベルのワイン)に負けないワイン。日本のワイナリーは、在来種のぶどう(甲州やマスカットベーリーA)を使ったワインを得意とすることが多いのですが、ヴィノーブルヴィンヤードでは欧州系品種のぶどうしかつくっていないといいます。

「世界の銘醸地と比べると日本は高温で多雨。でも三次は盆地でありながら、夏でも35°Cを超えてこない。やりようによって、いい品質のぶどうができる」と横町さんは確信を語ります。

8 月〜10 月がぶどうの収穫シーズン。毎週末、横町さんのワインのファンが、収穫ボランティアとして集まります。三次の方だけではなく、広島県全域、時には県外から来られる方もいらっしゃるそう。ワイナリーの中には古民家を改装した宿泊施設があり、遠方からでも泊まりがけで土日参加することができます。

朝9 時ごろから夕方まで、ぶどうの房を一つずつ切り採って、未熟な粒や病気の粒、色づきの悪い粒などを切り落としてカゴに入れていきます。作業は難しくはないですが難易度こそ高くないものの、根気が必要な作業です。それでも、「自分が採ったぶどうでつくったワインが、来年お店に並ぶ」。「何年後かに賞を獲るかも知れない。」と未来を想像しながら、最高にワクワクできるボランティアです。

(推し活)ぶどう収穫期の収穫ボランティア

  • 8 月〜10 月の土曜と日曜(インスタグラムで募集広報、参加申込)

  • 午前9 時から夕方4 時ごろまで(お昼休憩あり)

  • 希望者は宿泊も可能。夕飯のBBQ 付きで一人3500 円。お酒の持ち込みOK。

リターン

あのヴィノーブルヴィンヤードのぶどうを収穫した、という自慢ができる。ヴィノーブルヴィンヤードT シャツを特別価格で購入できる。
(日によって)ワインにできないぶどうのお持ち帰り。

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