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ドン・ガバチョ思想

『ひょっこりひょうたん島』という人形劇をご存じだろうか。

第一話でサンデー先生と5人の子供たちは、最初にひょうたん島に遠足に行った時点で、火山の噴火に巻き込まれて死んでしまう。

ひょうたん島は死後の世界のお話なのだが、悲壮感などはなくて、オープニング曲の

『丸い地球の水平線に 何かがきっと待っている』

といった歌詞に現れているように、前向きな探求にあふれた冒険物語なのである。

見ていたのは途方もなく昔の事なので、内容はほぼ忘れてしまったが、強烈なキャラクターがひしめき合っても不思議と調和が取れていて、すごく面白かった記憶は残っている。

様々な個性的なキャラクターがいたが、とりわけ私が大好きだったのが

ドン・ガバチョ

Wikipediaの説明によると

ドン・ガバチョは、イギリカ国ドンドン市出身の、ひょうたん島大統領である。もともと政治家で、ひょうたん島に取り残された子供たちが見ていたテレビに映っていたが、記者に詰め寄られてテレビ画面からこぼれ落ち、ひょうたん島の一住民となった。

もともとは生きていた人間だったらしい。

彼は政治家らしく、所構わず演説を始めるので、皆に若干煙たがられているのだが、彼の楽天的で『Take It Easy』的な思想は、皆を前向きな気持ちにさせてくれるのだ。

そんな彼の歌がある。タイトルは

ドン・ガバチョの未来を信ずる歌 

やるぞレッツゴー みておれガバチョ
あーやりゃこーなって あーなってこーなるでちょ
何が何でもやりぬくでちちょ
頭のちょといいドンガバチョ
ドンドンガバチョでドンガバチョ ホイ
今日がダメなら明日にしまちょ
明日がダメなら明後日にしまちょ
明後日がダメなら明々後日にしまちょ
どこまで行っても明日がある ホイ
ちょいちょいちょーいのドンガバチョ ホイ

私はこの曲に何度も救われた。ドンガバチョが歌う姿はおとぼけで、あまり説教くささを感じないところがまた良い。

人は断絶と再生を繰り返して学んでいくのだ。周りが見えなくなって落ち込んで、ドンガバチョの歌を聞いてまた元気を出す。彼は私が落ち込んだ時にいつも現れてくれる。

                       ◇

昨日、大切なnoterさんである雅樹(かつお)さんからサポートを頂いた。

雅樹さんからサポートを貰う少し前に、私は色々と悩んでいた。仕事とか、プライベートとか。悩みは伝染するかのように負のスパイラルに陥ることがある。そうなるとnoteも思ったとおりに書けないし、何もかも上手くいかない。いっそ全てスッと辞めちゃおうかな、なんて考えたりもしていた。

そんな時に雅樹さんからサポートを頂いた。正直、自分が頂けるなんて思ってもいなかった。私が色々と悩みながら捻り出したnoteを、雅樹さんはこんなに評価してくださった。

最近泣いてばかりだが、また泣けてきてしまった。肩肘張りすぎて、しんどくなっていた自分にエールを貰えたような気がしたのだ。

私にとって、雅樹さんはドン・ガバチョみたいだった。雅樹さんのサポートからは【未来を信ずる歌】の旋律が聴こえた。


 いつもありがとう。雅樹さん。私だけでなくて、きっと他の人にも雅樹さんの優しいエールが届いてると思います。

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【第2回】サポート企画 報告|雅樹(かつお) #note #私のイチオシ https://note.com/ahl792541/n/n2a0a15a37eef

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