見出し画像

ツヤツヤ・イキイキ・キラキラ、オノマトペを発光する彼~行きたいというか生きたい~

9月5日、日付が変わる6日0時15分。
息子が2週間超のアメリカ滞在から帰ってきた。

勢いよく扉を開けた目の前に、少しはにかんだ笑顔の息子がそこにいた。
【おかえり!】【ただいま!】
そのまま玄関の側にある浴室へ行き、浴槽にお湯をいれる。

直行便は高い、なので往復ハワイ経由でアメリカはボストンへ向かった彼。
アメリカ・マサチューセッツ滞在も長かったが、大阪→東京→ハワイ→ボストンと、彼は地球を大移動する時間も長かった。

肌ツヤツヤ、声顔イキイキ、存在キラキラ


目の前の彼はオノマトペを発光していた。

食事は美味しい、ジュースは美味しい、蒸し暑くなく過ごしやすい、夏なのに寒い、とにかく気候がいい。都会と田舎の共存。シティオフィスと教会の共存。彼の感想は、【日常を過ごす空間として最高の環境だった。】ということ。

言語が日本語でないことに対してストレスは出てこなかったのか?という質問に対しての彼の回答。
【一字一句聞き取れないだけで意味は分かる。一字一句は日本語でも難しい。飛行機のアナウンスなんか日本語でも分からんかった。】

面白い( ´艸`)

確かにごもっとも!社会で生きていて思う。違う言語を話しているかのような人間が沢山いる。日本語を話しているはずなのに、日本語と認識できないことが多々ある。要は言葉が通じないことも多いのだ。
彼にとっては、英語の方がいいのかもしれない。


【また、行きたい?】彼に聞いた。
彼の答えはこうだ。

【行きたいというか生きたい】

そこで、生きていきたい。

私は嬉しかった。私は彼を産んだ。
彼が【ここで生きたい】と思える空間が、この地球上にあったことに涙を流した。
親として、【生きたい】と思ってもらえることが、子供から受け取ることができる最大のギフトだと思う。

どこで物理学を学んでいくのか、具体的なイメージを持てて本当良かった。

今回の旅は、彼が最初から最後まで全て一人で準備をし、選択をし、行動をし、肉体の経験として彼の生に積み重ねることができた。
その結果、全てが初めて尽くしでワクワクドキドキしながら、地球への初めての冒険へ向かった。

産まれて初めての冒険は、大成功を収めた。


次なる大冒険の予定を教えてくれた。

暫くは英語の学びに費やす。
12月から3か月間。北海道へリゾートバイトへ行く。
(既に派遣会社へ登録済)
そこで、3か月間お金を貯める。で、自動車免許を取る。
その次は、半年のワーホリでカナダへ行く。2024年後半、アメリカで物理学を学びに出発する。そこで、生きていく。

【生きていく】彼の口から発せられたその言葉が、私の心に【安心感】の質量を生み出す。

彼は、自由意志を目印に、自分を生きている。
私が理想とする生き方を、目の前で見せつけてくれる。
彼を心から誇りに思う。

日本から遠い国へ向け、彼の地球への旅が始まる。

さあ!親の私も負けてられない!彼から刺激を貰い、彼からの響きを身体の中で響かせていこう!!

今私にできること、やるべきことを精一杯やり、考えや価値観、不要な物をどんどん手放し、トランク一つで地球への旅に向かう。

我々親子へのエールを叫ぼう。

若者よ大志を抱け!中年よ大志を抱け!


PS:彼と同年齢だった頃の私は、アメリカ移住の予定だった。(アメリカのホテルで働くことが決まっていた)その矢先に妊娠が判明し、彼を産むことを選択した。
わたし、カナダ移住、アメリカ移住、そんなんもありかも笑
さてさて、妄想するぞ空想するぞ、現実へダウンロードするぞ~笑
息子ストーカーかっ!笑


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?