鑑賞ログ「DUNE」

211024@グランドシネマサンシャイン池袋

SFはあまり好きじゃないけれど、ティモシー・シャラメ主演作、オスカー・アイザックも好きだし、映像も綺麗そうだからIMAXで鑑賞。
いつもと同じく前情報をほとんど入れずに鑑賞。元ネタがあることも知っているけれど、観てない。思ったより人間味のある作品だった。
SF好きな人ってなんか共通言語というか、共通認識というかがある気がするんだよな。その辺が疎いからちょっと置いてけぼりだったかも。

銀河の帝国的(スター・ウォーズと似てる)なものがあり、その中の将軍的な立場なのがオスカー・アイザック演じるアトレイデス公爵。その息子がティモシー・シャラメが演じるポール。そして、母(レベッカ・ファーガーソン)。彼ら一家が、とある惑星に入植者として入る。しかし、そこには先住民もいるし、彼ら一家が入植する前の前任の一家がいて、横暴だった前任一家と先住民は利益の元となる資源・スパイスをめぐって対立していた。スパイスの利益を奪われる形で惑星を去った前任一家の後釜として入るわけだから、そりゃー陰謀渦巻くよね、という話。

ナウシカでいうところの王蟲的なクリーチャーが出てくるんだけれど、横移動のはずなのに、最終的に縦移動で下から襲ってくるの怖かったな…。
ちょっとマッドマックスっぽさを感じたけど、砂嵐の中で戦っているからかな。

ジェイソン・モモアは思った以上に頼りになる。東のマブリー、西のモモアって感じだったな。あと、チャン・チェン出てきたのちょっと嬉しかった。ステラン・スカルスガルドは全然顔わからなかったな…。帝国に雇われた科学者でありながら、原住民であるフレメンでもある博士を演じたシャロン・ダンカン=ブルースターがお初だったけど、美しい人だったなぁ。

あと、衣装のデザイン良かった。軍服もかっこいい。

作品としては、父と息子の継承の物語のように感じた。そして元服の物語でもある。そして母は強い。思った以上に強い。突っ込みそうになった。作品としてはまさにこれから壮大な物語が始まる…!的な感じで終わるので、これは続編も観ちゃうパターンだな。
最後に、砂漠の民(フレメン)の中にジェイソン・モモアがいたように思うんだけど、気のせいかしら…。

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