こんにちは、3Dアニメーターらいはんです。
3Dアニメーターでは、ある程度長く同じスポーツ経験者の方が有利だという話しを聞いており、実際にそういった側面もあると体感しています。

理由は、最初みた動きをトレースできる(脳内イメージが合う)だと思った点と、動きについて精通しているといった点がありますが、他の理由のように思いました。

受け取る姿勢が違う

スポーツ経験者は、アニメーションが上達しやすいのは「どういう姿勢(マインド)で受け取りやるか？」が分かっているからだと思い始めました。

その姿勢とは、
「分かる分からないは置いといて、とりあえずやってみる」
「とりあえず続けてみる」
「やりながら考える」
という事ができるからかなと思ってきました。
完全に受け身でない姿勢と素直さですね。

なぜその姿勢ができているかというと、やって続けてみて、やっと理解ができる事がある。
できるようになる事がわかっているからだと考えました。

サッカーでボールの蹴り方を習うわけですが、最初からそんなに簡単に上手くできません。
やり方を教わって、さらに練習を重ねることが必要になります。
スポーツでは、それの繰り返しで、やってみて、少しずつできるようになって上手くなる。

しかも、いったんは型にはまってやった方が早く、正しくできる事が無意識(姿勢)にできるようなっているといった感じです。

また、スポーツ自体が長い時間をかけて上達するものであり、継続する事に慣れていることと、上達した事での自己肯定感(何とかなる)が高まっている事もあると思います。

頭で今考えたことが正しいというわけでなく、継続した先にある何かを信じられる。
または、そこまでに至る道のりを肯定できる(楽しめる)。

今回の考えがある程度の心理をついていれば、うまく活かせるのかと思いました。