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誰かのせいにする力

中間テストを終えた我が子に手応えを聞いたら
「社会の出題が悪くて、頭にきた!」
とのこと。

詳しく聞いてみると、
・地理のテスト範囲に北海道が含まれる
・時事ネタに丸山議員の北方領土問題がある
ことから、きっちり予習したにも関わらず、北海道関連の出題がなかったことに腹を立てていました。

僕は、それに賛同し、同情しました。
そりゃ、先生の出題センスが悪い、と。
もし、返ってきたテストの結果が悪くても、息子を責めるつもりは一切ない。

我が子の名誉のために補足すると、一夜漬けでなくキチンとテスト勉強に取り組んでいました。

そもそもヤマ勘をはった訳でなく、テスト範囲と時事ネタから出題を予想するのは立派な技術。
おそらくカードゲームで培った「環境を予想して使用デッキを決める」技術が活かされていると感じてます。

その上で、です。

「他人のせいにする力」は、将来に役立つ能力。社会に出れば、自分ではどうにもならない場面に出くわすことが多々ある。

そんなとき、
「上手くいかないこともある。」
と割り切って、次に進むことは大切なこと。
いつまでもグズグズ引きずるのは良くない。

大人になって役立つ心構えを身につけていることに感心しました。

きっと次のテストでは、予想の質を上げて良い結果を出してくれる、はず。


趣味と仕事に役立つ実験結果をあなたに。