Slackのワークフローを使ってみた

社内のチャットツールがSlackになってもう数年経ちます。
GoogleDriveの連携や、bot、コマンドなどで使いやすくしていています。

例えば・・・
・GoogleFormで送信されたら特定のチャンネルに通知される(Google App Script)
・面接候補者が来客された時のフローや、媒体に載せている写真を確認したいときは、それに合ったキーワードを入れるとURLが返ってくる(bot)
・毎週月曜日の12時にメンバーが大好きな、しいたけ占いが通知されたり、月末には退職者のアカウントを削除するタスク、月初には伝票処理タスクなどが通知される(remindコマンド)

ここらへん、興味ある人がいたらまた書いてみようかな。

今回はSlackにワークフローの機能ができたので、使ってみたいがために、そんなに必要じゃないかもしれないけど、押すだけ簡単っていうのを作りました。

スレ立て機能(昼会さん)

昼会は毎日Meet(Googleのハングアウト)を使って東京ー福岡を繋いでスケジュールの共有や話し合いなどを行なっているのですが、面接が入ったり会議室が使えなくなったりするときは、Slackのスレッドで行われることもしばしば。
その時に「昼会スレ」というスレッド立てているのだけど、ボタンひとつでスレッドが作れるというとーーーっても簡単なものです。
(本来のワークフローの使い方じゃなさそう・・・)

画像1

(チャンネル名とアイコンはちょっと秘密のため削除・・・)
スレッドの日は、右上のかみなりマークから昼会スレッド用というのを押せば、「今日の予定をここに書きましょう」といったメッセージが入ったメッセージがチャンネルに表示されるので、そこからスレッド形式で予定を記入していくことができます。

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ボタン押すだけで簡単スレッド立てができました!

来客通知機能(来客通知さん)

グループ会社で「総合受付」というのがあるため、自社のカレンダーで全ての来客管理ができない、というのがわたしたちの前提なのですが、総合受付に来客があると、予約カレンダーに登録しているメールアドレス宛にメールが届くようになっています。
しかし、最近はメールのやり取りをすることが極端に減り、Slackが増えてきたため、ここは特定のメールをSlackの特定チャンネルに通知連携するもので乗り越えました。

そのチャンネルに来客通知があったものを、別チャンネルで発信をするというもう一段階が発生しているため、何ができるんだろっていうので作っているのがこれです。

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押すとこんなフォームになってます。
担当者もサジェストされるから選びやすい!

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そして通知されるとこんな感じ

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このアテンドのやり方は、GitHubのissueに、ご案内フローを作っているので、そのURLが表示されます。
いつもは「アテンドのやり方」と入力してSlackbotでURLを返してくる仕組みを作っていたのですが、案内の場合はデフォルトで入力するので、それすらも簡素化しようと思って入れています。

来客通知さん裏側

Slackが提供しているいくつかのワークフローのパッケージがあったので、それをダウンロードしてアレンジしてます。

全体フローはこんな感じです。

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アクションメニューは⚡︎マークにしてます。
Slack該当チャンネルの右上に⚡️が出るので、そこを押せば誰でも利用できます。
チャンネルはプライベートチャンネルでもOK、通知させたいチャンネルを選びます。

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タイトルは、わかりやすい方がいいですね。
続いて各項目を簡単にかけるようにしています。
面接時間と会議室はShort Answer、担当はSlack参加者が選べるようになっているので、選択してSaveするとメンションが飛ぶ形になります。
(ここはえんぴつボタンを押すと、回答も選択できます)

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ここでSaveを押したものに対して、すぐ下にメッセージを残すことができます。
CreateFormにメッセージだけ記入できる場所がないので、別で立てる必要があります。

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これで出来上がりです!
まだ正式運用していないのですが、需要あるかな・・・
あと、担当者が3人の場合、なんと、これが使えません!!
long Answerにして、メンションをスペース開けて入力していくことはでいますが、サジェストされないので、覚えていないと入力ができないんです。
もしくは、担当欄を3つ作ることもできますが、担当が2人だったとき、誰かを犠牲にメンション飛ばすしかないので、ここはこの先考えます。

問い合わせが多い労務系であれば、各種お問い合わせに応じて回答フォーム用意して・・・というのが可能ですが、採用周りはあまり利用用途ないかもしれないです 笑
ただ、Slackbotをこっちに切り替えることで、編集しやすかったり、簡単な単語でもbot反応させられるので、よく使うリンク先や情報はボタン一つで反映できるのいいな、と感じ始めています。

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