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お口のテーマパーク1周年を経て。

お口のテーマパークは学生だった私自身の経験が土台にあります。

「時間がなくて子どもを歯医者に連れて行けない」
「歯医者さんで歯磨きの仕方なんて聞いていいのかな」

歯科受診の1歩手前での助けを必要としている人がいる。この人達が必要としているのは歯科と社会の架け橋になる場所ではないか。

そんな想いと構想は2018年からありました。当時の歯学生が歯科を公衆衛生の視点から学べる場はなかったので国際団体のメンバーになりました。プロジェクトを推進する側になるには仲間と業界を超えた人脈が必要であると考え、学生団体の代表もやりました。計画的に進めていたつもりでしたが、今振り返れば結局50%は勢いだったんじゃないかなって思います。

その度胸を神様が勝ってくれたのか...本当に幸運なことに、仲間とサポーターに恵まれ、この1年間走り続けることができました。
昨年のプロジェクトはこちら>>

これだけ多くの支えを得ても、続けるのはかなり難しかった。プライベートで遊ぶのは数ヶ月後なんてのは当たり前。時間もお金もない。それだけ情熱を注いでも火のない所にも煙が立つし、信頼していた人が突然いなくなったり...普通に生きていたら考えられないようなことも起こります。

それでも何としてもお口のテーマパークを続けたい

1年経って思うことはこの1つだけです。

お口のテーマパークのコンセプトは今まで誰も思い付かなかったような目新しいものではありません。ただ誰も本気でやろうとしなかった。だからこそ大勢の共感を得られるポテンシャルが価値だと考えています。

今回のクラウドファンディングでは2つの課題を私自身に課しています。

  1. 私ではなくメンバーを、そしてプロジェクトを応援してもらう

  2. 長期的な活動であることを理解の上で応援してもらう

すべてはお口のテーマパークを長く続けるため。誰1人取り残さない未来を創っていくためです。

その場凌ぎのことをやっても意味がないので、時間がかかったとしても真正面から泥臭くやっていきます。

臨床の現場にいるとよく言われる「もっと歯を大事にしておけばよかった」
こういう言葉に私達は慣れてはいけないと思っています。

人々が失ってから価値に気づく時代は終わりにしたい。
さぁ、革命を始めよう。


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