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最後の岩手県営球場ナイター!

昨日、仕事を早く切り上げて、10歳の息子と岩手県営球場に向かった。

昨年末より野球をやり始めた10歳の息子にプロ野球を見せてあげたいと思い、今年唯一岩手県内で開催される試合のチケットを発売日に入手。実はチケットを買った時は、この試合が岩手県営球場でのプロ野球の開催が最後だということは知らなかった。

岩手県営球場は僕が初めてプロ野球を観た球場で、当時は今の息子と同じ10歳だったと思う。大好きな広島カープと大洋ホエールズの試合だったと記憶しているが、定かではない。

その次の年にヤクルトと大洋の試合、その翌年に日ハムと近鉄の試合を観に行った記憶がある。野茂英雄がバスから降りてくるところに偶然遭遇したことを覚えている。

あれから30年。

岩手県営球場で息子とナイターを観ているのがなんとも言いようのない不思議な感覚で、なぜか30年前に戻ったような雰囲気を感じていた。後ろから聞こえてくる酔っ払ったオヤジの野次も当時を思い出させたのかもしれない。球場だけが煌々と明るいのもノスタルジックな感じを助長していた気もする。

僕が生まれる前の1970年4月に完成した県営球場。今後はまだどうなるかわからないが、思い出の場所がなくなるのはやっぱり少し寂しさを感じる。

でも来年には盛岡南に新しい球場ができるとのこと。大船渡からも少しだけ近くなるし、息子たちが野球を好きになって、続けてくれるのならまたプロ野球の試合を観に行きたいと思う。

でもやっぱりカープの試合が一番ワクワクする!

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