走るのが嫌いで運動全般苦手、学生時代はずっと文化部。
運動と無縁な人生を歩んできたはずが、40代でスポーツインストラクターとして運動指導やヨガのレッスンを提供するようになりました。これまでの経緯やnoteで発信するに至った理由をご紹介します。

始まりは不安

30代になり、将来の健康に対する不安から運動を始めようとしました。ただ、当時は筋トレもヨガも未経験。運動への苦手意識から、体を動かすことを避けてきたため何をしたらいいのか分からず…
ネットで調べた運動も出来ない、分からないものばかりで早々に断念しました。

自分だけの力ではどうにもならない事を知り、まずは避けてきた運動の近くに行こうと決意！　一歩を踏み出し、ジムでの活動を始めました。

運動に近づいた結果

ジムで働き始め、知識を学ぶところからスタートしました。解剖学や生理学、トレーニングの基礎知識、ここまでは順調でした。
マシンを使ったトレーニングの実践研修が始まり雲行きが怪しくなります。
指導担当者は「とりあえず１０回３セットで」と軽い感じで言いますが、重さを一番軽くしても１０回できないマシンが多数…
自重トレーニングのレッスン指導では「２０秒繰り返して１０秒のインターバルで」って２０秒続けられません…

逃げてきたツケが一気に来たような感覚。
同期のスタッフが表情一つ変えずにこなしていく姿を隣で眺めながら、折れそうな心をなんとか保つ、そんな日々を送りました。

なんか違う！？

これまでもスポーツをしていて自分の動きが「なんか変」な事には気がついていました。だからこそ目を背けていた訳で。とうとう向き合わなければならない時が来ました。
ジムは鏡だらけなので、否が応でも自分の姿が写ります。その姿と指導担当者と他のスタッフの動き、パッと見は変わらないのですが細かいところが全然違う?!
手足の位置や関節を曲げる方向、目線に至るまで。微妙にズレているところが沢山見つかりました。その『微妙なズレ』がこれまでの出来ない原因、苦手意識の根源です。
それをひとつずつ真似することで回数がこなせるようになったり、出来なかった動きができるようになったり。面白いくらい変化を感じました！

伝えなきゃ！

幸いにも私の周りのスタッフは運動経験バリバリ、運動神経バッチリな方々。先生には困りません。
自分との違いを見つけて、真似するだけで出来ることがどんどん増える経験をしたことでハマっていきます。『出来る』って歳を重ねるほどインパクトの強い出来事になります。

そして、この出来事を共有したいと考えるようになります。
ジムに通っている人でも、無理っぽいとの理由で使わないマシンがあったり、スタジオレッスンを避けている人が沢山います。それはもったいない!!
出来るのに！出来たら嬉しいし、どんどん楽しくなるのに！
もともと何も出来なかった私だから、リアルな感情で実際にできるようになった経験やその過程を伝えられます。

自身の経験を通じて、運動が苦手な人にも適切な指導を提供できる可能性に気付きました。私は、自らが運動の壁に直面し、それを克服した経験から、同じような立場にいる人々に寄り添い、サポートしたいと強く思いました。

その結果、スポーツインストラクターとしてのキャリアをスタートし、スタジオレッスンのためにヨガの資格やストレッチ、リフレクソロジー、産後ケアの資格を取得し、より多くの人々に役立つ指導を行うことができるようになりました。

現在は、地域のフィットネスクラブやオンライン講座で、幅広い年齢層やレベルの人々に対して、健康的な生活を送るためのトレーニングプログラムを提供しています。私の目標は、皆さんが健康で活力に満ちた生活を送るためのお手伝いをすることです。

noteへ

これまでのレッスンを通じて、たくさんの方々の変化を目の当たりにしてきました。出来なかったことができるようになったり、健康診断の数値が改善したり、杖をついていた方が杖なしで歩けるようになったり…こんな嬉しい出来事がもっとたくさんの人に訪れてほしいと思い、noteに記事を出すことにしました。

運動が嫌いでも苦手でもブランクがあっても問題ありません！
「できそう」と感じたものから取り組んでみてください。ゆっくりでも確実に未来は変わります。
私の経験や知識を通じて、健康的な生活やフィットネスに役立つ情報をシェアしていきます。疑問に思うことがあればコメントください(^^)
どうぞよろしくお願いします！