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見栄と美と犠牲の話

見栄と美と犠牲の話

多くの犠牲の元に成り立つ
見栄や美貌
それをみていつも思い出すのは
いつかのお話で読んだ
美しい女性をさらってはその生き血を飲み
美貌を保つ妖怪

まぁ大抵のお話通り
彼女の理論は一蹴され主人公とかに討伐されるんですけどね。

でも、それがまかりとおってるのが
現代だなって思ってます。

私が見て思うのは、動物実験する会社の化粧品とか、リアルファー製品とかです。

動物にも命や痛みがあるって知ってるはずなのに
一緒に過ごした人なら家族って思ったり、感情を共にした事があるから分かると思うのに。

無知だから、私は知らないからって思うと楽かもしれないけど
私も昔は知らなくて、そこにこだわり無かったけど
今は知れて良かったし、目をつぶって選ぶなんてしたくないなって思う。

自分にいいものを使いたいのは
誰しもそうだし
でも、自分 だけに いいものって
さっきの妖怪と考え一緒だなって。

誰かの、しかも 弱いものの犠牲 の元に成り立つ良さって
私は良さじゃないと思う。


調べてみたら動物実験の不要さが分かり、グロテスクさが分かって
本当に人間ってそんなことが出来るんだなと苦しくなります。

ファーも、全く必要ないのに
見た目だけふわふわさせたいなら
今はエコファーの質も上がってるし
リアルファーにこだわる人って
私は生きたまま毛をはぐなんてまともじゃ
出来ない、あり得ないことだと思ってます。

知らないんじゃなくて
「えーでも感謝して着てるし!」
とか「大丈夫大丈夫、大切にするし」
と言う人たちは、考え方が違うんだなってわかってても悲しいし
あと、ちょっと怖い。

悲しいだけじゃないのは、その人の根底なのかなって思うから
だってそれっていつか人相手でも何相手でも
「ごめんね、でも私は助かって感謝してるから許してね!」
「そっちは辛いよね、でもこの結果その分大切にするからいいよね」
って事かなって。
自分優先で他は切り捨てて、しかも自分の中では自分は悪くない。

そうゆう考えの人って私は一緒に居たくないなぁって思っちゃう。
それもまた個人の感覚の違いなので
いろんな意見あると思うけど。

そんなお話でした。


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