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『ホーランジア』※創作大賞用表紙ページ

副題: 140度の彼方で 君とあの日 見上げた星空(初稿:2019年夏)

20231209改:創作大賞用のフォーマットから、小説として読みやすいように番号振りなど変更しました。よって、このページは[あらすじ]と各話リンクの広告的ページになります。

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*****あらすじ

主人公、弥生(やよい)は映画のようなドラマティックな恋愛に憧れる中学3年生。

刺激のない日常を過ごす弥生だったが、校外授業先などでの『撮ったはずのない景色』が撮れてしまうという不思議な現象をきっかけに、第二次世界大戦中のニューギニア島、ホーランジアの海辺にタイムスリップしてしまう。

そこで弥生が出会ったのは帝国陸軍の昇(のぼる)。男の身なりをして昇と行動を共にし、厳しい時代に生きる強さと優しさを持つ昇に、弥生は恋心を抱く。

仲間の死をいくつも超え、目的地であるサルミを目指すが、途中で現代の日本に戻されサルミまでの残酷な史実を知り驚愕する弥生。

なんとしても島に戻って昇を救いたい弥生がとった行動は――


これは、今もあの島に眠る全ての戦没者に捧ぐ物語
そして、今を生き未来へ向かう全ての人に託す物語

戻るんだ、絶対。
これはイチかバチかの賭けだ。
だけど、戻れる可能性がゼロじゃないなら、助けられるかもしれない。
違う! 絶対に助けなきゃ!
だってあと1年ちょっとで戦争は終わるんだから。
令和の日本を見たいって言っていた昇さんと、一緒に生きたい。私もあの時代の人間になって、一緒に歳をとりたい。
絶対にあの時代に戻って、昇さんと生きるんだ……!

『ホーランジア』
17 140度の彼方 より

*****各話リンク

第1章

第2章

第3章

第4章



*****主な参考資料

◇戦争叢書(防衛省 防衛研究所 http://www.nids.mod.go.jp/
◇『私は魔境に生きた 終戦も知らずニューギニアの山奥で原始生活十年』島田覚夫著(光人社NF文庫 Kindle版)
◇『西部ニューギニア戦線極限の戦場―飢餓地獄を彷徨した将兵の証言』久山忍著(潮書房光人新社)
◇地図蔵(地図の緯線と経線 https://japonyol.net/editor/article/line-of-map.html
◇茨城大学宇宙科学教育研究センター(http://www.asec.ibaraki.ac.jp/
◇国立天文台 水沢(http://www.miz.nao.ac.jp/
◇国立天文台 野辺山宇宙電波観測所(https://www.nro.nao.ac.jp/
◇Wikipedia(Bombing of Hollandia・他)

このほか、体験記、ブログ、過去に鑑賞した映画、小説、アニメなども参考にさせていただいています。

(ヘッダー画像:PixAI)


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