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【「理解しようとする姿勢」=「what」や「why」を起点に物事の本質を自分なりの見方で再構築する】

麻布台ヒルズギャラリー開館記念として開催されている「オラファー・エリアソン展=相互に繋がりあう瞬間が協和する周期=」に行ってきました。

空気中に放たれる廃棄物(亜鉛)は作品になる事で私たちの口に入ってこなくなります。小さな影響力であろうと諦めず表現する事が大切だという事に気付きます。

麻布台ヒルズタワー

環境問題や社会課題に積極的に取り組むエリアソンは、それらの課題と向き合う時「how」ではなく「what」が大切だと言います。

「アートとは、想像力を駆使して、不可能を可能にし、
見えないものを見えるようにすることなのだ。」

オラファー・エリアソン

ビジネスにおいてもSDGsやDX、新規事業も同様に手段から解決しようとしている場合が多く、解決すべきは手段からではなく「how」「what」から本質を見極め、その解決策として新しい手段(DX)を用いるという流れが大切だと思っています。

見えないもの、新しい事、知らない事を多くのオトナは拒絶するか無視してしまいがちです。
無視できない場合(やらないといけない場合)は、とりあえず手段で対応しておけば良いだろう、、よくあるケースです。
そんな片手間な対処を続けることで社会がハリボテのようになり、無駄な複雑化を起こしているようにも見えます。
まずは子供の視点に帰ってで心の目で見て感じてみる。

先日、Udemyの対談番組でグロービス経営大学院のマッピーこと松林博文さんとMBAと新規事業等について話しました。(1月後半Udemyで公開予定)
学ぶというのは知識を溜め込む事じゃなくて知識から体験を通して気付くところまでが本当の学びじゃないかという話をしました。

アート作品を誰の、何という作品で、何年頃で、どういう背景があって、、、という教養としてのアートはそれはそれで必要かもしれませんが、本当に大切なのは、その作品から何かを「気付く」ことなのではないでしょうか。是非、作品と、そして作者の思いと対話をしてみてください。

あなたなりの答えが見つかるかもしれません。


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