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【孫正義氏こそほんとのアート思考?!貧乏画家になりたかった孫さんの話】 

孫正義が高校生に向けて『自分の人生に対するビジョンをしっかり持つべき』というメッセージを贈った動画です。

孫さんは、4:37あたりで突然「僕は、画家にもなりたかったんですよ」と言い出します。
しかも、貧乏画家になりたかったと。

  「お金持ちの画家は、もうその時点で堕落してると。売るために絵を描くんじゃない。展覧会に出すために絵を描くんじゃない。僕はゴッホとかね。有名になる前のゴッホ。そう、だからゴッホのような生きざまが一番尊敬できる生きざまだ。」  

自分軸で生きる芸術家は内発的な動機から絵を描いています。売るためでない、自分の描きたい絵、世の中の常識とは関係なく自分がただひたすら描きたい絵に没頭する。
そんな生き方に憧れていたといいます。
経済合理性(売れる売れない)を超えた自分の心が求めるものを描き続ける。この姿勢こそ、イノベーターの気質と言えます。

「要するに、画家ならその展覧会に出して有名になるとか、画商を通じて高いお金で売れる画家を目指すというよりは、自分が一番描きたい絵、世の中の常識と関係なしに、自分が一番納得する、自分が一番描きたい絵。それでも僕はものすごい素晴らしいでっかい夢だと思うんですよね。」 

内発的な動機から常識に囚われず自分が1番描きたい絵を描き続ける夢。

多くのイノベーションは最初誰にも相手にされない、または嘲笑されるか否定されることがほとんどです。
そんなものできるわけない、絶対に売れない、、、そう言われ続けることがほとんどです。
そんな絵は売れれない、誰にも理解されない。
それでも描き続けることができる人こそ新しい価値を社会に提案できる人です。

ビル・ゲイツは 少なくとも一度は人に笑われるようなアイデアでなければ、独創的な発想とは言えない。”と言っているように今までにないものを生み出せる人は組織ではむしろ排除されるような人材です。
そんな馬鹿げたことを言っている暇があった目先の仕事をしっかりやれ!そう言われ続けることで、その人の創造性は封じ込まれていきます。

また、スティーブ・ジョブスは”何かを成し遂げるには情熱が必要でそれをずっと続けなければいけない。だからそれが大好きで楽しくなければ諦めてしまうだろう。
 成功している人は自分のしていることを愛している。常に失敗や困難がつきまとうから、もし好きでなかったら失敗するだろう"と言っています。

内発的な動機からどんな困難も乗り越えられる情熱を持って挑む姿勢、それは芸術家も起業家も同じです。

アート思考が対話型鑑賞という手段や芸術家の思考プロセスと言われていますが、ビジネスがアートから学ぶべき点は内発的動機や情熱だというのが私の提案しているアート思考です。

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