怖い話への配慮

怖い話にまつわる死者や疾患への配慮について
夏ですから怪談シーズンなのだが、人怖系、事故物件系などのジャンルをセンシティブに当事者に配慮して話されている方をリスペクトする。今日はそんなイベントに行ってきたのだが、ただただ上記の題材を気味が悪いと半笑いで話す人の話は聞きたくない。社会問題として、亡くなってしまった方や怖い人と言われた人の精神の状況に配慮して、怪談を話している方の話が聞きたい。
(※人を傷つけてしまうおばけや人間についてはまったく別の話である、配慮は不要である)今回怪談の考察で精神疾患により部屋が不気味になっていた可能性が出てきた。その時出演者の1人が配慮する発言をポンとしてくれた。とても有り難かった。そうゆう話題になってもきっとこの方々なら配慮があると分かって行ったフシはあるのだが、配慮のお陰でもやもやしたりせずに怪談に集中できた。
たまに配慮がまったくなく、ふざけて話す人が居るが、個人的に怪談師を名乗らないでもらいたいと思っている。
ただただ、病んでやばい人が近所に居て…なんて体調が激悪い時の自分の事である。自分の中ではそれは日常に存在しており不気味であれど非日常ではない。仕事で支援する側になったこともある。そして自分が事故物件を作る側、不気味がられて人怖側になる場合もあるので、素直に怪談を楽しめなくなってしまったなと複雑になりつつ、いや、それに気付ける側で良かったと思いつつ配慮のあった良いイベントに感謝しつつ、バスが無くなったので怪談イベントの後に夜道を30分歩き帰宅した。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?