新型コロナ対策に対する疑念の考察

なんでも聞いたまま受け入れるのではなく、一度考えてみることも時には必要だと思います。それは新型コロナ対策でも同じことだと思います。もちろん「俺は俺の考え方があるぜ!」って言って感染リスクの高まる行動をあえて取るのは違いますが、当たり前と思って受け入れていた対策で引っかかる部分を考察してみたいと思ってこのエントリを書きました。

僕も無駄に敵を増やしたいわけではないのではじめにおことわりしておくと、このエントリでやりたいのは「提案」でも「批判」でも「反対」でもありません。単純に自分の中の思考を文字という形にアウトプットしたいだけなので、内容の正確性等は一切問いませんし、ここで「Aだ」と書いたからと言って僕がそれを必ず守るわけでもありません。このエントリに書かれていることには間違いも多く含まれていると思います。決して信用しないでください。あくまで僕の思考を文章にした、そんなコンテンツです。もし、専門的知識をお持ちの方がおられましたら、ぜひ僕の疑問に対してのご意見をお聞かせいただきたいです。

また、noteの運営さんも上に出してくださっていますが、新型コロナウイルス感染症については、必ず1次情報として 厚生労働省首相官邸 のウェブサイトなど公的機関で発表されている発生状況やQ&A、相談窓口の情報もご確認ください。

「対策」としての短縮営業

「短縮営業 対策」で検索するだけでもかなりの数のお知らせがヒットするぐらい、本当にいろんな企業で短縮営業が行われている。

僕はこの「短縮営業」に強い疑問を感じている。例えば、コロナウイルスが広まって外出自粛が広まった現在でも、毎日100人が使用していた8時から20時まで開いているスーパーがあったとする。そのスーパーが12時から16時までの時短営業になったとして、別の事情はともかく「新型コロナ対策」としての効果はあるのか。

ここではっきりしないといけないのは「営業停止・休業」と「短縮営業」は、どちらも「お店を閉めている時間を増やす」というものだが、明確に「来たい人が来れるかどうか」という違いがあるという点である。新型コロナがきっかけで訪れることを控える人はいるものの、「時短営業」になったことをきっかけに控える人はいるのか。

そう考えると、時短営業はかえって特定の時間に集中させる結果となるのではないか、人との距離を十分に取れない空間が危険だとすると、時短営業によってより客同士が近くなってしまうのではないかと危惧している。もちろん時短営業で時間が合わない人が来ないと言ったメリットはあると思うが、この外出自粛の中時間が全く合わず諦める人がどれぐらいいるか…と考えると疑問を感じずにはいられない。

過度な外出自粛と慢心

ここのところ、「外出自粛」という言葉を聞かない日は無い。それほどできる限り外に出ないことは重要だとであり、これ自体には一切疑問を抱いていない。しかし「外出自粛」というのはあくまで一つの手段でしか無いのに、万能で絶対的な手段だと捉えられているように思えてならない。

Twitterで「外に出るな」を検索すると、一歩も出ないでほしいという趣旨のツイートが見受けられる。

外出自粛しろつってんのは
家から1歩も外に出るなつってんだよ!!!!
ほんと…仕事ない人…意味もなく…外に…出るな……
外に出るなって言われてんのになんで出るん?
2週間は一歩も外に出るなよ。家族にも影響与えるなよ。

また「家にいれば安全」で検索してもそれなりに多くの人が安全と認識しているように見受けられる。

このまま家にいれば安全そのものなんだよな……
マスク買わずにずっとお家にいれば安全なのに…
東京脱出する奴、家にいれば安全なのに…

この辺り、専門家の意見を伺いたいところだが、例えば一日中家の中にこもって生活して、あまり動くことなく毎日を過ごした人が、たまたまコロナウイルスを保持していた人間によって配達された宅配の荷物を経由して感染する可能性はないのか。そうでなくとも、実際には仕事も含めて数日に一度は外出しないと生活が成り立たない場合がほとんどだと思うが、その時感染したり広めてしまう可能性はないのか。

また、ほとんど人がいない場所を歩いている人が批判される様子をインターネットで見かけた。もちろん出ないに限ったことは無いが、それはあまりにも過剰に考えすぎなのでは無いだろうか。「家にずっといると気持ちが苦しくなるから近くの公園まで外出する」や「家ではちゃんとしたご飯がないから近くの飲食店まで外出する」などは個人的にはありだと思うのだが、この辺りの判断が非常に難しい。

「外出自粛」だけが完璧で万能な手段でもなければ、絶対的な手段でもなく、他にも手洗いうがいや規則正しい生活などいろいろ対策はある中で「外出自粛」だけが一人歩きしている現状は少し疑問を感じる。

マスク

政府含めあらゆるところでマスクの着用が推奨されているが、今だにマスクが出回らない。現状を考えると、転売されているということを含めて考えても、全国民が毎日マスクを使用できる現状では無い。

知り合いに「咳の症状が出ているがマスクが手に入らないから、マスクをせずに出かけるしか無い」とぼやいていた人がいた。他にも接客業に従事する人間や、医療関係者などマスクが絶対的に必要となる人がいると思うが、その人たちもなかなか手に入らないのが現状であると思う。

そんな中、少ないマスクを取り合うことが果たして正しいのか。マスクの着用が「優先されるべき人間」と「十分な量になるまで控えるべき人間」に別れるのでは無いか。症状の出ている人間、感染していたとすると爆発的に広めてしまう立場の人間から使用し、それでも余るようになった頃初めて「症状が出ていない人間」も無自覚のまま広めてしまうことを防ぐために使用し始めるべきでは無いのか。

無条件に外出時にはマスクの着用が進められている現状に疑問を感じている。

最後に

最初にも書きましたが、このエントリで誰かを批判するつもりもなければ何かを問題提起するつもりもありません。ですが、対策を実施するにしても、一つ一つの対策を盲目的に信じて実施するのではなく、自分なりに理由を考えた上で実施すると、また効果が高まるのでは無いかと考えています。

重ねてになりますが、このエントリに書かれていることには間違いも多く含まれていると思います。決して信用しないでください。あくまで僕の思考を文章にした、そんなコンテンツです。

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