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自然治癒力のこと

今から10年ほど前は様々な病を抱えて、
生きているのか死んでいるのかわからない日々を過ごしていました。

パニック障害、不安神経症、睡眠障害、摂食障害、
男性の声が聴こえなくなったり(男性限定)
声が出なくなって喋れなくなったり、
たぶん鬱病も患っていたかもしれない。
それでも2人の子どもを育てなければいけなかったので、
死ぬわけにもいかず、
薬だけがわたしの命を繋ぎ留める細い糸、
そのたくさんの薬を大切に肩時も手離さずに過ごしていました。

そんな時、
10年ほど前に胆石がある事がわかり、
それから3年後の2014年に胆嚢摘出手術をし、
翌年の定期検診の胃カメラで
食道裂肛ヘルニアと逆流性食道炎と胃潰瘍が見つかりました。

その頃は、もう家を出ていて、大きなストレスからは解放されていたのですが、
抗不安薬や睡眠薬をやめる事はできませんでした。

食道裂肛ヘルニアと逆流性食道炎、胃潰瘍について医師から「自然治癒する事はないので、酷くなったら服薬や手術をしましょう、今は経過観察で。」と説明を受け、
毎年一度の定期検診で症状を確認していました。

そんな中で、5年前の夏、
ある事がきっかけで抗不安薬、睡眠薬を一切断ち
健康的なごはんを食べる事と運動を始めました。
生活も夜型から朝型へ変え、
月を眺める毎日から太陽を浴びる毎日へと変わりました。

それから2年間、胃カメラと血液検査は続け、
食道裂肛ヘルニアなどの病に変化は見られなかったけど、
毎回胃カメラの時に使っていた眠る薬が、ものすごくしんどくて、
検査を受けた翌日以降から、闇が襲ってきたりとか。
そういう類の薬を断薬していたせいか、
副反応というのか、それがものすごくキツくて、、

胃カメラ受けるのやめよう

そう決めたのが3年。
食道裂肛ヘルニアや逆流性食道炎、胃潰瘍の事も気にはなっていたけど、

それで、間があいて今年、会社の健康診断の項目に胃カメラがあって、内心、怖かったです。
それらの病が悪化していたらどうしよう、、と、不安でした。

幸か不幸か、胃カメラで眠る薬を使うという選択肢は無く、
初めて意識のあるまま、胃カメラを飲んだわけですが、

医師が「余裕があるなら、説明するのでモニターを見てみませんか?」と声をかけてくれて、
モニターを見てみたら、なんとそこには

ピンク色の美しい胃壁が!

あまりの美しさに感動!自分の胃に感動。

そこで医師から
「食道裂肛ヘルニア、ありませんよ。逆流性食道炎もありませんね、胃潰瘍もありません。ピロリ菌もなさそうな綺麗な胃ですねー。」と、驚くべき言葉が!

口から胃カメラが入っているので、わたしは喋る事もできず、この感動をどう現せばよいのやら、嬉しくて心の中で号泣していました。

自然治癒する事はない、と言われていた病たちが、自然治癒していた。

断薬してからというもの、この5年間、いかなる処方薬も服用せず、
バネ指を手術した後でさえ、痛み止めを飲まずに翌日看護師さんから「痛み止めを飲まなかった患者さんは初めてです。」と驚かれ、

本当に薬と名前のつくものを、わたしは身体に入れたくはなくて、
そもそもそれらが必要な事態にもならずに、健康な毎日を過ごせている事が重要だと思うのですが。

それは何故か、
呼吸と、食事と、運動と、睡眠を大切にしてきた結果ではないかと思うのです。

話しがずれましたが、
自然治癒することのない病でも、
するという事が

素晴らしくないですか?

薬に頼りすぎてはいけない、
慢性的な頭痛持ちの人は、なぜそうなるのか、
慢性的に生理痛やPMSの酷い人は、なぜそうなるのか、
慢性的になにかの薬を服薬しなければ、体調が良くならない人は、
それらの症状がなぜ出るのか、どういう時に出るのかなど、
きちんと自分の身体と向き合う事が大事だと思います。

薬は良くもありますが、毒にもなります。

わたしはヨーガ療法を学んだので、ヨーガや呼吸法で様々な病気が改善されるというエビデンスも多く知っています。

それを、自分の身体で確かめる事ができた、という感じです。

呼吸と瞑想は、本当に大事なのです。
それを多くの人たちに伝えたいな、と毎日考えています。(できていませんが、、)

職場で「偏頭痛が酷くて、いま痛み止めを飲んだんです。」とわたしに言ってきた人に、
「薬を飲む前に、まず呼吸して。」と言って呼吸法を教えたりもするけど、
薬を飲む事が習慣になっていると、なかなか難しいですね。
そういう人たちは、薬を飲む方が楽だといいます。

長くなりましたが、
わたしの役目は、自然治癒力を高める重要さやその方法を伝えていく事だと、
改めて思いました。

元々、自分の身体に備わっている自然の力を信じてください。

みなさんの健康を祈っております。

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