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ワーホリ中の30歳息子がカウチサーフィンで歓迎されるのは世界史好きだから

22/9月にケアンズ入りした息子は、
仕事が見つからずに1か月ほど苦戦したようです。
「メールを送っても返事が来ないんだよ~」
「直接行ってみれば?」
「無駄だと思うよ、学生の頃に飲食のバイトをしておけばよかったよ」
「そうか、経験者を雇うのか?」
「そうだよ、僕がオーナだったらって考えればわかるよ。僕だって、飲食未経験の30歳なんて雇わないよ」

そんな日々を過ごし、
10月になって、やっとカフェで面接してもらえたんだって。

10/6面接が終わってから、
野菜をちょっと切ってみて」と言われて、
おぼつかない手つきで切りながら思ったらしい。
「落ちたな…」

そこに帰ってきた日本人のオーナーが履歴書を見て、
慶應出てるんだね?明日から来てくれたまえ

異国の地で学歴が役に立つとはびっくりですね。
学歴とは、途中で投げ出さずに勉強を続けました
という証明書ですから、
少なくとも「この男は1週間で来なくなる」
そんなことはしないだろうという見通しが立つわけですね?
実際、仕事をスタートしてから、いろいろな話を聞くと、
ワーホリで来ている日本人には、
3日で来なくなるような輩がいっぱいいるとかで、
そんな奴らにちょっと言いたくなるね。

「せっかく、働かせてくれるというのにいい加減なことをしちゃう人は、
本当に残念。
どんな素敵な人に出会うかわからないんだよ。
チャンスを逃すな!
そして、日本人の評判を落とすのはやめてくれ!

それよりも、息子の話ね。
10/7
息子はコックさんになりました。
料理人が4人いる店に入ったので、5番手です。
ところが、
5か月働いてるうちに、次々と3人が辞めてしまったので、
「今日から僕のことは副料理長と呼んでくれたまえ」と笑います。
「ほう、そうなりますか?」
異例の大出世だよ!
「ほんとだね」

cafeの料理は、もう何でも一通りできるらしいですよ。
エッグベネディクトも作れるらしいので、
帰ってきたら早速作ってもらいたいですね。

ケアンズで暮らしていたシェアハウスでは、
5人のフィリピン人に可愛がってもらったようです。
2階の人たち、美味しい料理をいつもありがとうございました。

ある朝、ドアが開かない!
2階に住むオーナーに電話をしたら、来てくれて、びっくりです。」
強盗がドアを開けようとしたらしいです。
壊されていて開かなかったようです。
ガチャガチャと音がしたでしょうに?
気付かずに寝ている男です。

この前も、他の部屋の人が給料を盗まれたって言っていたし、
安全な部屋に引っ越ししてほしいと思ったのですが、
部屋のオーナーが慌ててホームセンターに行き、門に鍵を付けたり、
ビデオカメラを付けたりしてくれたので、それからは大丈夫でした。

賃貸のオーナーも、なかなか大変な仕事ですね。


この写真はクランダ
私の友人夫妻が車で連れて行ってくれたの。


左がケアンズの父、真ん中が息子、(右端は知らない人です)
この男性こそが、
息子が9才の時に留学させてくれと小学校に頼んでくれた恩人です。
そのうえ自宅に2か月間ステイさせてくれました。
有難いね~💛

車で案内してもらっちゃったから有名な列車には乗ってないらしい。

シェアハウスの部屋に入ってきたトカゲを
息子は「ペットだ」と言い張っていました。

物価が高いと言っていましたが、
ランチタイムにステーキが A$10
そんな美味しい話もあるのね?

回転寿司は一皿A $5~8
¥450~750
結構しますね?
でも、ボリュームはありそうです。


そして、早朝にもかかわらず、
友人夫妻がバス停まで送ってくれたようです。
感謝感謝感謝!!!

ケアンズで半年暮らしたので、
そろそろ他の町で暮らすことに決定!
バスで移動、
2週間かけて海沿いを南下しました。

タウンズビル

カウチサーフィンの旅は面白いですね~
タダだから、本当にカウチの時もあって、
そこのソファーにどうぞ」って枕と毛布を借りることもあれば、
「今日は、すごく広い部屋なんだよ」って日もある。
「どんな部屋?」
「これから、民泊で貸すんだって~」
「いくらで貸すの?」
¥19000にするらしいよ」
「ホテルより高いじゃん?!」
そんなすごい部屋にタダで泊まるって?
なんてラッキーな男なんでしょう?

ここはビールの醸造所らしい

32歳の女性の部屋のこともあれば、
83才のお爺さんが手料理をふるまってくれて、
車で景色の良い山頂まで案内してくれたりすることもある。
楽しそうです。

これがトンビ?
そうなの?

これは、無料で配っていたらしいです。
無料って何なんでしょうね?

「美味しかったよ、でもみんな興味ないんだよ」
だから、
新しい食べ物を知ってほしいって事らしいです。
みんなカフェという居場所が大好きで、
毎日同じものを食べているらしいです。

日本に生まれてよかった、
東京には、いろんな食べ物があって幸せだなあ~

そして、私はそのころ、豊洲のチームラボ・ボーダレスで、

美しい芸術の世界を堪能しました。


息子は、オーストラリアの最東端、国境らしい。
隣はどこの国?
フランス領の島かな?

スリーシスターズっていう山
私も昔行ったらしいが、頭がアレなので何も覚えていない。

そして、シドニーに着いたらしい。

彼らは見た目が大事なので、大きなロブスターは高いが、
崩れたのを料理したら、途端に安くなるらしい。
下がロブスター。


ミニマリスト
の家に泊まらせてもらって驚いていました。
「椅子がないんだよ!」
「ソファに座るの?」
「いや、一日中立っているんだよ!」
「え?」
立って何かしているんだよ、ずっと

人の生活って、ずいぶん個人差があるのね?
「普通」なんて言葉を使う人が、
一番まともじゃないかもね?


今度の部屋の人は、ミニマリストだけど潔癖症ではないよ。
「あ、そう?」
ずいぶんと分析しちゃってますね。

お次は陽気なインド人のお宅にステイさせてもらって、
お祭りに連れて行ってもらったようです。
ヒンドゥー教のホーリー祭りですって。

何でも、インダス川はヒンダス川と発音するらしく、
ムガール帝国がどうのこうのだそうです。
息子は歴史大好き男なので、どの国の人に会っても喜ばれます。
「私の国に詳しいんだね!」ってね。
どこの国も好きなんですけどね。
歴史好きは、ホント誰と話しても楽しいみたいで羨ましいです。
一方、
「私は歴史何それ美味しいの?」という派閥にいたもので、
ほんと、何も知らないんです。
でもね、息子の影響で、今ごろ興味がわいてきましたよ、
NHKの「映像の世紀」や「バタフライエフェクト」を見て、
「第一次世界大戦の4年間で、武器が変わり、女が働き、時計が必要になり…」
ふむふむと、この年で、やっと歴史に興味がわき、楽しんでおります。

次のステイ先は、
リトアニアから遊びに来ている陽気なカップルの部屋でした。
2~3か月休みを取って部屋を借りて遊ぶんですね?
で、2人とも日中仕事に行っているらしい。
ワーキングホリデーみたいな感じなのかしら?

息子はシェアハウスを探し中ですが、まだ見つからないので、
あと2~3日ここにいさせてくれないか?と聞いたら、
「実は大家さんにばれて怒られたからダメなんだ」
なるほど、借りているのに勝手に人を招いちゃダメって事ね?
そりゃあそうだね。

彼は「リトアニアは大きな国だったのに、どんどん小さくなったんだよ、誰かさんのせいで!」って怒っていたらしいです。
息子が、
「隣のラトビア、エストニアは海沿いに首都があるのに、何でリトアニアの首都は内陸にあるの?」と聞いたら、大喜びで答えてくれたそうです。
「それは、グッドクエスチョンだ!でも、僕は答えを知らない!」
息子の話では、
「リトアニアは、もともと大きな内陸国だったけど海のほうに追いやられていったんだよ、だから、首都が内陸にあったんだよ」
なるほどね~
ヨーロッパの国々は地続きだから大変なんですね。
大昔から土地の奪い合いだったんですね。

さあ、今日も、録画しておいた映像の世紀を見ようと思います。

息子が行動してくれるお陰で、私の興味が広がります。
息子に親切にしてくれる人々のお陰で、珍しい話が聞けます。
またまた、私の興味が広がります。

カウチサーフィンで宿泊させてくれた親切な人たちに大きな声で言いたい。
心から「ありがとうございます。

最後までお読み頂きありがとうございました💛
2021/5/24にnoteを始めました。

NO.59 
ワーホリ中の30歳息子がカウチサーフィンで歓迎されるのは
世界史好きだから

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