見出し画像

1人も友達のいない人が結構いるらしい

「歳をとるとこんな感じよ」的な記事を書いてみようかと思い、
どんなハッシュタグをつけようかしらと
高齢者」と検索していたら、こんな記事を見つけたのです!

そういう人間の最大の問題点は「友達がゼロ」であることではなく、彼の「孤独耐性がゼロ」だからです。


そんなことが書いてありました。
孤独耐性
こんな言葉があるのですね?
寂しいという気持ちはこれなんですね?

それにしても、
驚きですよ。

友達が一人もいない人は、
70歳以上の男性の50パーセント以上だそうです。
70歳以上の女性も30パーセント!

どゆこと?
友達、死んじゃったの?

友達を作る必要が無いと思う人もいるでしょう。
声をかけて、断られるのが怖いと思う人もいるでしょう。
誰も信じられないと思う人もいるでしょう。

100人いれば100通りの理由があるのかもしれません。

そのお話は、書いている人が沢山いそうなので、
そちらの記事にお任せしましょう。


さて、
64歳の私が今、感じていることを書こうと思います。

井上陽水さんの
「人生が二度あれば」

素敵な曲です。
1番は65歳のお父さんを歌い。
2番はお母さんの出番です。

これは、
2番の歌詞です。

母は今年九月で 六十四♬
子供だけの為に 年とった♬
母の細い手♬
つけもの石を 持ち上げている♬
そんな母を見てると 人生が♬
だれの為にあるのか わからない♬
子供を育て♬
家族の為に 年老いた母♬

陽水さんに「年老いた母~♬」と歌われている歳の私です。
私の父(93)のことは、どう歌ったらよいのでしょう?
陽水さんにもう一曲作ってもらいたいです。


2020/2/10ホームに入所した時90歳だった父
2023/1/7に93歳になりました。

3年前の入所の日は私と二人で「はま寿司」で、お寿司をいっぱい食べて、
「寿司だけじゃないのか、ラーメンもあるのか!」と大喜びでしたが、
そのあとすぐにコロナ感染防止のために、
高齢者はホームから出られなくなってしまいました。

あれから3年3か月が経ち、
やっと、外出ができる世の中に戻りました。
目の具合の悪い父でしたが、最後の3か月で急速に見えなくなってしまい、
歩行器で歩くことができなくなり、車椅子になりました。

6/12
弟が山梨からやってきて、3人で「はま寿司」に行きました。
3年前と違い、
目が見えないので箸で掴めません
私が「あ~ん」って食べさせて、
ラーメンも、すするのが難しいので、少しにして「あ~ん」ってね。

父は「うまいなあ~」
「3人で、こんなうまいものを食べて嬉しいな」
「俺は幸せ者だなあ」
「今日は最高の日だ」
と、
今までの人生で使った素敵な言葉を全部並べて、
喜びを表現
してくれました。
私たち姉弟にとっても、最高の日になりました。

しかし、目が見えないうえに車椅子となると、
トイレに行ったり、顔を洗いに行ったり、お菓子を取ってきて食べたり、
先月まで、自分でできたことが、自由にできなくなりました。
そうなると、思考能力も急激に落ちてきました。


6/27には、「ちょっと、部屋に戻ります」と
車椅子でグルグル回っちゃったり、
言動が不思議になってきました。


7/18、父は、夢の中にいるようで、
隣に母がいると思っていました。
「みんな何で会いに来てくれないんだ?」と言い出したりもします。
「だって、お母さんは亡くなったじゃない」
「そうか?」

トンチンカンな会話ですが、何だかほっとします。

だって、この3年、目が見えなくなることをずっと怖れていました
「手術をしたい」
「でも、手術をして失敗したらもっと見えなくなるかも?」

目が見えなくなったら、大好きなオセロもできなくなるし、
そりゃあ辛いよね。
この歳で、そんな思いをしなくちゃならないのかな?
神様、長生きするのは修行ですか?
長生きって何だろうと思っていました。

だからね、とんちんかんな会話にホッとしちゃう
苦しんでいないことに、ホッとしちゃうの


私は今64歳。

父の介護はホームのスタッフがしてくれますし、
残念なことに、まだ孫がいないので孫の世話をすることも無い。
そんなわけで、莫大な時間を持っています
体は痛いところ無し。
株式投資のお陰で、小遣いも多少持っています。

この、とても恵まれた状況に毎日感謝して暮らしております。
この状況を喜ばずに、有効に使わずにいては罰が当たります。


なので、歯医者の帰りには、
ランチを買って来て持ち込みしてカラオケに行ったり、
そのまま新宿まで行って、ルミネ吉本でお笑いを見たりします。
ひとりひとりが経済を回せば、みんなの給料が上がると信じています!
だってほら?
マヨネーズの価格は91年から下がる続けているんだよ!
まだ戻っていない。

みんなが、「自分だけ貯金をしよう、セーブマネーだ!」
ってするから、デフレが続いて、給料が下がっていくんだよ。
給料が上がるところまで、ゆとりのある人は使おうよ。
流れが変わるところまで、頑張ろう!
ぎりぎりの人はしようがないと思うよ。
子育ての真っ最中の人なんかは、お金かかるから大変だよね。

でもね、余っているのに、使わない人がいっぱいいるんだよ~
無駄遣いをしないのを美徳と思いすぎている

この人たちが変わってくれれば日本が変わるんだ~


日記帳に楽しいことが沢山書けるように、
勇気を出して友人を無駄遣いに誘います
断られたってへっちゃらです。
何度でも誘います。
楽しいことを精一杯実行します。

だって、父が全身を使って教えてくれたんだもの。
ホームに入ったころの父は母を失ったばかりで、心が乱れていました。
「俺の金~」って言っていました。
お金に執着する人じゃなかったのにね。
「入居者が少ないと、気の合う人が見つからないかもしれないから、
80室あるホームにしたからね。きっと気の合う人がいるはずよ!」
と励ましたところ、
「そんなに大きい所なのか?」と緊張していましたが、
精力的でした。
ドンドン声をかけて、友達を作って、
オセロをやっているよ」
麻雀をやっているよ」
カラオケもやっているよ」
90歳過ぎて新しい友達と遊べるなんて格好良いよ!
女房に先立たれてから、もう一つ違う経験に向き合えたね。
やっぱりね、
私の父は、楽しむために生まれてきました。

私の役割も、きっと、楽しむこと!

おせっかいと思われても、人にかかわること。
人の人生にお邪魔すること。
そして、みんなと一緒に日本経済を回すこと!
(言い換えると、無駄遣いをすることです)

そんな気がするんだ。


秋になったら、息子に会いにオーストラリアに行こう。

誰か一緒に行かな~い?


最後までお読み頂きありがとうございました💛
2021/5/24にnoteを始めました。

NO.64 一人も友達のいない人が結構いるらしい

今気づいて驚きました。
何となく、今回、64歳の気持ちを書こうと思ったのですが、
この記事がnoteを始めて64本目の記事って、不思議です。

#高齢者 #長生き #父 #人生 #わたしのチャレンジ
#役割 #ありがとうございます #今私にできること







この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?