失敗した転びも
予想できなかった転びも
今を生きてく自分への贈り物
次同じような場面に出会えた時
どんな自分を物語に描けるのか？
それをイメージして
ワクワクしながら
土にまみれた身を起こし
また歩いてく

ネガティブなイメージを描いてる
その起点を探ってみれば
怪我してほしくない
痛い思いをしてほしくないと願う
優しい祈りが在った
ありがとう
でも心が痛くても
その傷がうなづいてくれる自分を
今生きたいんだ

目的地のことばかり考え
遠くを眺めすぎたら
小さな石ころにつまづいてしまった
そのどんくささは次の一歩の時
足元をしっかり見させてくれる

走る時は
スピードに流されず
心はゆったり歩いているように構えて
電車の窓の外を眺めるようにして
物語を進もう

大丈夫
無力や無知の苦しみがあるところに
成長もまたあると信じて
安心していこう

しんどくなったら
寝転んでしまえばいい
どんな自分でも
同じ目で見てくれる空を真似て
思い込みで決めつけず
生きてきた物語を
ゆったり
ゆったりと頭の中で味わい直そう
あったことを歪めずそのままで

何度も味わい直せば
答えがそこに生まれ
それが今を生きる『力』になる

上手くいった日も
上手くいかなかった日も
平等に扱い
胸の奥を自由に泳がせる
そして何かを感じることを
一日の終わりに少しづつやっていこう

わからないは
わからないことを知ったという
一つの答え
また答えを知るための材料は
ちゃんとやってくる

明日が明るい日でなくても
自分というものは暗闇を生きるための灯りで
自分だからこそ
見つけられる何かがあると
『観る』をしながら進もう

不毛に思えてしまう一日でも
歓迎するような気持ちを
心のどこかに少しくらいは持って

今日という贈り物を受け取っていこう

命があるうちだけもらえる

貴重な今日を

ちゃんと感じていこう