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さよなら、二度と会えない夏物語

                                                    

もう失ってしまったから

これ以上は痛みようがない

                                                     
静かに

静かに

感覚で包んで

痛みが語ってる

大切なことを聴く

                                                     

思い出と

それを握りしめてる感情ごと

                                                     

さよなら出来ればそれで完結

                                                     

そう、

頭に描いたフローチャート通りいけば

簡単に終われるはずなのに

                                                     
もうこれ以上想ってても

何の意味も無いと

くどいくらい言い聞かせても

                                                     

どうしても

うなづかない感情に

想いの深さを

ただただ感じて

                                                     

悲しみをまとったそれに

ついつい見とれてしまう

                                                     
君と離れた今となっては

想いの全てが

                                                     
美しくて

透明で

愛しい『厄介モノ』

                                                     
簡単にはいかないな

でも、

人を深く想える尊い自分を

忘れることなく持っていよう

                                                                                                                                                                                                                 
美しい人

かわいい人

                                                     

たくさんいるから

その中でタイプの人見つけて

簡単に溺れられたら

楽なのにな

                                                     
でも、

そうはならない

                                                     
向き合わないといけない

感情があるから

                                                     

生まれる苦しみを味わい切る時

その味の中に

どんな『必要』を見つけるんだろう?

                                                     
『苦しい』が終わらないうちは

『苦しい』がはらんだ意味は

まだわかってないから

                                                     
わかるまで

しばらく付き合ってくために

『苦しい』に

『苦しい』以上の名前は付けないで

出来るだけ

近しい友人のようにあつかって

一緒にいよう

                                                     
                                                     
考えながら過ぎ去る一日が重なり

訪れた夏はもう後ろ姿

だんだんと

遠く見えなくなっていく

                                                     
胸の中

すぐには

バイバイ出来ないモノを抱えながら

                                                     
そのズキズキを大切にしながら

                                                     

この別れが

意味を持つような出会いを求めて

今はまだ小さなワクワクを胸に

秋の物語に進んで行くんだ

                                                     
君以外が入れぬように

鍵をかけた扉を

解放して

                                                                                                                                                                                                                 
瞳をさらして

                                                     
素敵な人を見つける準備を完了しておく

                                                                                                                                                                                                                 
さよなら

                                                     
二度とはない

                                                     

愛しい

                                                                                                                                                                                                                 
愛しい『夏の物語』

                                                                                                                                                                                                                 

                                                                                                                                                           

                                                                                                                                                                                                                 

                                                                                                                                                                                                                 

はじめまして、 胸の奥の言葉にしがたい動きを 僕なりに解明し それを形にして伝えることで 生きる上で日々上下する感情の動きを 良い受け取り方使い方が 出来るような表現を日々追及して 渡していきたいです 未熟なエゴイストですがよろしくお願いします (。-人-。)