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【Touchingの基礎】

こんばんは🌃 
遅い時間にすみません、TAKAです!

ワタシはまだ、note初心者なのですが
皆様からフォローやスキを貰うと凄く嬉しくて
「次は何の記事を書こうかなぁ」
「何の記事なら、面白いかなあ」と良く考えています♪


今回は、

【Touching】

について話そうと思います。


Touching(タッチング)
=触ること、触れること?

これは半分正解で、半分情報が足りないんです…。

Touching】:タッチングとは、非言語的コミュニケーションの1つとして手や指で撫でる、さするなど肌と肌との触れ合いを通じた相互作用性のある行為であり、心の触れ合い、情緒的安定をもたらす。

看護学学習辞典(第3版・学研・2008年)

ということで

「相手に触れること」はコミュニケーションの1つなんです。


例えばの話で、
・子供の頃に頭を撫でられたりしたときに嬉しかった経験

・落ち込んでる時に、背中をさすってもらって安心した経験

・ボディタッチが多い異性のことを好感に思ってしまう経験…笑 などなど


触れる、触れられるという経験が
精神・心理面へ影響を与えるということは日常生活でよくあることだと思います。

また、これはポジティブなことばかりではなく

・知らない男性に急に体を触られて怖い思いをした

・手の冷たい女性に触れられて驚いた

・知人ではあるが、あまり好きではない人に握手を求められ、戸惑ってしまう 

 など、ネガティブなことも多いです。


ワタシ、TAKAは理学療法士として
若年者〜高齢者の社会復帰、自宅復帰に向けた
リハビリテーションを実施しています。


そのため、職業柄ですが
ほぼ毎日、必ず患者様の体に触れています。

そう、毎日、必ずです。

その1回の患者様への【Touching】で
不安な気持ちの解消や信頼関係の構築が出来ればと考えながら日々の臨床を送っています。

話が長くなりましたが…

ワタシ、TAKAが何を考え、何を意識して
人間の体を【Touch】しているのかをお伝え出来ればと思います♪

※まだまだ至らない所はあると思いますが、是非最後まで見ていただけると嬉しいです。


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【Touching】で意識していること

①副交感神経を優位に
②快感覚を与える
③疼痛を誘発させない
④筋硬度を上昇させない



⇒・安心感を与えるTouching
⇒・患者様が力が抜けるTouching
⇒・リラックスさせるTouching

が必要になってきます。

そこでのKeywordは…


・ケラチノサイト

・オキシトシン

・副交感神経

の3つです!
(本当はメカノレセプターや神経線維の話までしたいですが今回は省略します(._.)


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ケラチノサイト:表皮(皮膚)を構成する細胞の1つ。役割として、圧・温度を刺激として受け取ることオキシトシンを合成すること

オキシトシン:別名、愛情ホルモン幸せホルモンと呼ばれる。役割として、鎮痛作用不安軽減心地よさの誘発があります。 


ということで、
 表皮に分布するケラチノサイトを刺激するように【Touching】すればオキシトシンが合成されれば、安心感やリラックスを与えるTouchingができそうですね✨

 ケラチノサイトを刺激するには
冷たい手ではなく、温かい手が必要です!


・副交感神経:自律神経を構成する神経。交感神経と対称的な存在。心身を鎮静状態に導く

これを賦活させるには…

400〜800gの圧力

毎秒5cmの速さで撫でる

ことが必要です。

※毎秒20cmでは交感神経を賦活。




長くなりましたが、まとめると


Touching】で意識していることは
温かい手・400〜800gの圧力・毎秒5cmの速さ
の3点です。


新人の時は、勤務後に
温かい手を作る方法を考えたり
体重計に手を載せて400〜800gの範囲で
Touchできるか練習したりしていました…。


その土台づくりができてからは

単純接触効果で、患者様から好感を持たれることが多かったと思います。

以上が【Touching】で意識していることです。



最後までお付き合い頂きありがとうございました。

この記事が同業者だけでなく、様々な方々に役立てばと思います♪

ではでは、またの機会に〜!




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