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無職になって7ヶ月。

4月に無職になってから、もうすぐ7ヶ月が経とうとしています。
想像以上に時間の経過が早く感じられ、あっという間です。

しかし、今が人生で1番、時間に余裕のある生活、つまり暇な時間を過ごしている自負があります。
今は週に1回、知り合いのところでアルバイトをする以外は特に決まった予定がありません。
たまーに、今までのツテでお手伝いを頼まれることがありますが、頻度は高くなく、1日中家に引きこもっている時間の方が圧倒的に長い。
昼前に起きて、ソファで横になりながら、スマホ片手にテレビドラマをひたすら見続けるのが鉄板です。

世間一般で言う「自堕落な生活」とは、このことでしょうか?
でも、不思議なことに「この生活を脱さなきゃ」とは思わないんですよね。
罪悪感も背徳感もありません。

ちなみに、4月から実家に居候しているので家賃光熱費食費等はかからず、現状はお金を入れることもしていません。
携帯料金や買い物等のその他で必要なお金は、退職手当を含めた貯金でやりくりしています。
また、前職時に毎月10万円を貯金用口座に移していたのですが、幸いにもまだその口座には手をつけることなく生活することができています。
もしかしたら、この金銭的余裕が心の余裕をもたらしてるのかもしれません。

少し話はズレますが、実は、無職友達に次の仕事が決まったようです。
彼女はこの無職期間、国内外問わずたくさん旅行に行くなど、いつも予定がいっぱいで忙しそうに過ごしていました。
聞くところによると、暇な時間があると、余計なことやネガティブなことを考えてしまい、仕事をしていない何者でもない自分に価値がないと悩むことが多かったようです。
ほぼ毎日家で引きこもっている今の私には、全然共感ができない生活スタイルです。
ただ、おそらく多くの人が共感できるのではないでしょうか?
実際に私も新卒で入った会社を1年2ヶ月で辞めて初めて無職になった時、同じように考えたことがありました。
でも今回は、休みたくて、休むことを目的に仕事を辞めたと言っても過言ではないため、この暇な時間を満喫できているのかもしれません。

予想外にも、この暇な時間に飽きることがありません。
もちろん、働きたいと思うことも。
ただ、最近は寒くなってきて、2023年の終わりも見えてきたので、さすがに今後のことを決められたらいいなぁとは思っています。

でも、見えない。
自分が働いてる将来が。

毎日仕事に行くこと
責任の中で仕事をこなすこと
仕事にプライドを持つこと
人間関係を円滑に築くこと
周りの人に笑顔や愛想を振り撒くこと
迷惑をかけないように気をつけること

今まで意識することなくできていたことが、今の私にはできる自信がありません。
おそらく、やればできると思います。
ただ、これらをやり遂げるには相当な努力が必要なことを知っているから。
当たり前に成し遂げている人がほとんどだけど、できて当たり前じゃないし、それができているみなさんは本当はすごいんです。
今の私には、まだ覚悟ができないようです。

果たして、私には「働きたい」と思える瞬間が来るのでしょうか…

いつか「働きたい」と思う瞬間があるとしたら、それはどんな瞬間なのか、とても気になるし、そんな瞬間に出逢えることが楽しみです。

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