生きるってなんだろう、生きてるってどういう事なんだろう
なんで生きていくんだろう

小さい頃からよくそんなことを考えていて、気がつくと何かにつけてその意味を探す人間になっていました

生きてる意味が見つからないなら、何をやっても本当に意味のあることなんてないんじゃないのって
そんな自分にとって今まで知らなかった知識が溢れているネットの世界は魅力的に映りました

もしかしたら、ここには自分が探してる答えがみつかるかもしれない、と

もしかしたら、全てのことを理解できるようになれば自分の疑問が解けるかも、と

ダイヤルアップから解放されてネットの使用時間に制限がなくなった頃、答えを探すため広大な知識の海への航海へ出ました。

しかし、まあ当然の事ですがここに求めている答えはありませんでした。
結局のところ自分が求めていた答えというのは知識の海の中には無い類いのものだったのです

いったい何の為に生きているのか

やっぱり生きている意味なんてないんじゃないかっていう、いわゆる虚無主義にどっぷり浸かってしまったこともあります

どうせ人は死ぬわけで、死んだら終わりなわけで

でもそれはどう考えても変わりようのない事実なので、おそらく生と死の問題と生きる意味というのはちょっとジャンルが違うのだろう気づきも与えてくれました

私が生きようが死のうが世界にはほとんど何も関係がないのなら、逆に考えれば
私の生きている意味は世界とは関係のないところにあるはずだし、生死の問題とも関係がないのかもしれないと

たくさん考えに考えて、また振り出しに戻ってきました。

今でも振り出しに戻った場所と大して変わらない場所に居ます。
でも変わったこともあって、それはざっくり生きてるってなんだっていう疑問ではなく、私にとって生きてるってなんだって考えれるようになったことです

私にとって生きるってなんだろう、私が生きてるってどういう事なんだろう
私はなんで生きていくんだろう

そう考えることが生きる意味を見つける
最初の足掛かりになるような気がしてます

それではまた。