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仕事における「そういうもの」というバイアスから如何に逃れるか

ただの日記でnoteとして相変わらずうまく使えていないけど、もやっと感が溜まってきた。その対処策(もやっと感の整理)とやりとげようという決意も兼ねて、文字化していこうと思う。

社会人というかビジネスマンとして「IT」「コンサルティング」を駆使してきた。ただの人としての日常とビジネスマンの境目について、個人的にはオフィスに足を踏み入れる・同僚や取引先を顔を合わせる・パソコンや商材や資材関係に向き合ったときがその境目になっている気がする。

この境目がバイアスであり、「そういうものという無意識な思い込み」にとらわれがちな世界に文字通り首を突っ込んでいる状態であり、この目線・土俵が自分の価値が発揮できる領域でもあると思った。

例として、ただの人のときとビジネスマンのときとで、情報を集めようとしたらどう振る舞うか、ほとんどの人がそれぞれ違った動きをする気がする。もっというと、情報を集めるにあたって、誰かから働きかけられたときの反応が違う気がする。

ただの人のときは、なんのためにやるか?に対して、ピンポイントに情報を収集して比較できるのに、ビジネスになった途端、やり方に意識が向いて不要な工数をかけ始める。

それぞれの土俵でビジネスをすることがみんなにとって幸せだとおもうけど、一方でその土俵と土俵をハンドリングするだけのスキルやパワーをかけられるクライアントがどれだけいるかというと、大企業になるほど難しいのも分かる。

まるっと任せられることの楽さと、費用対効果(経費削減)はトレードオフなのだろうか。

これって最近の生産性向上のテーマとも共通するところがあると思う。そもそも生産性って何か?という議論もそうだけど、テクノロジーは目的とリテラシーがあってこそ価値が発揮されると思う。目先の大変さから逃れたいというきっかけは全然悪くないと思うんだけど、関係者で共有できる理想が描けないと属人化のループから抜け出せないし、人の入れ替わりがネガティブに作用して会社・組織としての価値が減退していくと感じる。偉い人の仕事っていうのは、管理することじゃなくてビジョンを描き、そのビジョンをみんなが信じられるようにしておくことだと思う。

とてもありがたいことに、若手の時期に上司に恵まれていた、自分がクライアントだったらこういう人と仕事をしたいという理想像がある。この理想像の体現・検証・改善を兼ねて、クライアントの方や一緒に仕事をしている皆さんに課題定義と理想定義・浸透方法などなど、ITを使いこなしながら、価値貢献していければと思う。

ITの世界はとても広くて、使いこなせるテクノロジーがまだまだ限られているけど、多くの人がそうであるようにすべてを使いこなす必要はない(ハンドリングできればよい)ので、ひとつひとつ、出くわすよくわからない「そういうもの」をうまく切り崩して道を開拓していきたいと思う。


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