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服とジェンダーの小話

  オリンピックTシャツを買った。メンズのSサイズで買った。買う際、メンズのSの方が可愛いと言っても誰も否定する事は無かった。服は性別を表す際にとても簡単にそれを見分けさせられる物であり、逆にジェンダーに捉われずに誰もが着られる物でもある。

今の時代、男物の服を女性が着たり逆に女物を男性が着たり、ユニセックスなものも当たり前にある。好きな時に好きな服を着る。とてもシンプルでとても大切な事だ。以前女性服売り場で男性がアクセサリーを購入し、自分で身につけとても喜ばれていた。そのアクセサリーを勧めたのは男性スタッフで周りもそれが当たり前のように見ていた。男性の嬉しそうな顔を見てこちらも何だか嬉しい気分になった。

私の彼氏は私が着ていたキッズの大きいサイズのパーカーをあげると、喜んで着ていた。それが男物か女物か子供用かだなんて買った人しか知らないし、そこまで気にする人もいない。

男だって女だってどちらでもない人だって着たい服を着たいように着れば良い。今の世の中はそういう考えが溢れている。未だにその溢れた波に乗れない人もいるが、その人たちが少数派になってきている。時代の流れだとは思うが、物によってはジェンダーをあまり気にせず服を買う身からすると、素敵な世の中になってきているなあと感じた。

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