君じゃなきゃいけない理由が、どこかにある
たぶんこれの続き。たぶんだけど。
ずっと家にいて、友達にも彼女にも会えない生活が続いている。
北海道にも行けない。過去1年で7回も北海道に行ったくらい、北海道が好きだし、縁がある。実家があるし。生まれ故郷だし。
カメラマンとして参戦する予定だったYOSAKOIソーラン祭りも中止になった。想定小売価格32万円をぶん回せる機会がまたひとつ、減った。
実はレンタル品なんだけど(小声)
今年最後の北海道は2月。なんと3か月も北海道に降り立っていない。
北海道ロスになるはずである。
ANAスカイコインもマイルも、AIRDOのDOマイルも余りまくっている。
期限延長の措置を取ってくれるらしいが、「行く金(マイル)があるのに行けない」のは、なんだかもどかしい。
※ここを踏んでも中の人には一銭も入ってきません
どうしてこんなに北海道が好きなのだろうか。
何度となく考えた、自分なりの議題である。
空気が美味しい
田舎という言葉の裏返し。過ごしやすい土地柄を指す。
空が広い
都会は空が狭く感じる。空を食うようにびっしりビルが湧く街
首都圏より人が少ない
どうしても息苦しく感じてしまう。蔦が這うようにびっしり人が住む街
生まれ故郷である
故郷から一旦離れて分かる、故郷の愛しさ、みたいなのありますよね
ご飯が美味しい
紛れもない事実。ビジネスホテルの無料朝食でもレベルが高い。
JRインはいいぞ
ファイターズの本拠地
かなり重要。10年以上も応援しているチームだし。
他もにいろいろ列挙できる。もちろん北海道の難点も思い浮かぶんだけど、ここでは省くよ
私は、自然が好きな都会っ子だ。実は。
北海道に住んでいたのは8年くらい。思春期はずっと東京だ。
でも、自然に対してはそれなりに親しみを持っている。
北海道時代に通っていた小学校は、畑のど真ん中にある。
敷地内にはベニテングダケが自生していたし、全校生徒が友達。
♪友達100人できるかな なんてありえない世界だった。全校生徒が約60人だもん。
夏には自然体験キャンプに行ってた。あくまで“体験”なんだけど。
山のふもとの家に住んでいたことがある。家の中には虫がいた。かなりの頻度で。
ある意味では自然の中に住んでいた。
いろんな体験をして、いろんな北海道を知って、それでも北海道が好き。
それには、きっと明確な理由があるんだよね。
これ、恋愛にも当てはまると、最近気づいたの。
例えば君が、とある人に恋愛感情を抱いたとする。
君はその人に告白をする。そうしたら、その人はこう言うんだ。
「私のどこが好きなの?それ、私以外でもよくない?」って。
それに答えられるか否か。
答えられなかったら、やり直しだ。
君を好きになったのに、君以外でいいはずがない。
きっと、君じゃなきゃいけない理由があるんだと思う。
逆に考えてみて。
好かれている理由がありきたりなら、「それ自分じゃなくてもよくない?」ってならない?
「強いプロ野球チームが好き」という理由で読売ジャイアンツを応援してたら、「それソフトバンクホークスでも良くない?」って言われる感じ。
ここで、「いやジャイアンツには王者の系譜があって、レジェンドが数多く在籍していて、何より私が高校時代から応援している○○選手がいるから」みたいな回答ができると、いいんだと思う。
僕が彼女さんと交際しているのも、明確な理由がそこにあるからだと思う。
そうでもないと、なかなか遠距離恋愛ってできないように思うんですよね。
だって、頻繁に会えないし、交通費は半端ないし、体調悪いって言ってるときに飛んでいけない。
でも、彼女さんじゃなきゃいけない理由があるから、今もこうしてお付き合いしている。
「誰でもいいし、みんな可愛い」じゃないんだよ。
「君じゃなきゃいけない何か」を探すの。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?