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2022年6月の記事一覧
夕暮れどき、完熟梅を仕込む。
「そうだ、実家にいるうちに、白梅干し仕込んでおこう」
ふとスーパーで思い立って、梅を1キロ買った。わたしは7月上旬には長崎県波佐見町へ帰るけど、夏バテ対策に父が食べられるようにしておこうと思ったのだ。
保存料も入ってない、はちみつも入ってない、昔ながらの梅干し。食べるとしょっぱくて顔がキュッとなるやつ。わたしたち親子はそういう梅干しのほうが好きだ。
梅干しづくりは、究極までシンプルにすると、
思いつきの、その先で。企画を立てるということ。
思いつきって、馬鹿にできない。直感で「これが絶対いい!」と思うことってある。ビビビとくる。よいことだ。でもその先で、思いつきを企画にするには、労力がかかる。
こんにちは、こんばんは。栗田真希です。
思いつきを企画にするために必要なことはなにか。企画は「くわだてる」ことだから、実行することではない。ではその実行の手前の企画にかかる労力とはなんなのか?
調べて、仮説(あるいは自説)を立てることだ
明日手術する人の心境
病院から「前日は早く寝てくださいね」と言われているのに全然眠くない。どうしよう。うむ。命にかかわらない、日帰り手術だというのに。そんな心境を書き残しておくとしよう。
こんにちは、こんばんは。栗田真希です。明日、鼻の手術をしてくる者です。
いまの感情、夏休みの終わりに宿題がまったく終わってないときに似ている。
刻々とタイムリミットが迫っているというのに、自分の能力でどうこうできない感じ。いや、
2022年6月6日で33歳になりました。
誕生日がゾロ目だ。そんなわたしが33歳になった。なんだか同じ数字が並ぶことにそわそわする自分がいる。とてもいいことがありそうな気がしてくるじゃないか。
こんにちは、こんばんは。栗田真希です。
人間、ガラッとある瞬間から人生が変わることがある。ただ、そんな劇的なことは、わたしの人生にはまだないような気がする。
ふつうに会社員になり経理をして、そこからコピーライターを目指し転職し、異業種未経験で
KUKUMU、4人の記事が出揃いました。
今年5月スタートした、食べるマガジン『KUKUMU』。毎週水曜日に更新して、4人のライターが順番に記事を書きます。わたしは企画と編集しております。
ひとまず年度末までは、途切れることなく続けたいと思っています。ずっとずっと長く続けたいけれど、ゴールがないのも疲れてしまうので、ひとまず年度末。でも、みんなさえよければ、また更新して続けていきたいなあ、と気が早いことを考えてしまうわたしです。
どん
手術後、鼻通りがよくなってきた!
ずっとnoteに書いてきたのだけれど、6/10に鼻の手術を受けた。一週間後には抜糸をして大人しく暮らしてきたのだけれど、地味なストレスに振り回されてきた。
こんにちは、こんばんは。栗田真希です。
すごい上品じゃない話をするので、許してくださいって先に言っておきます。
鼻のなかの、大きなかさぶたが取れましたー!!
とてもうれしい。なんということでしょう。脳内の全わたしがスタンディングオベーシ
生きづらさを、どう捉えるのか。
「わたしはね、目が見えなくなってよかったなあと、ほんとうに思ってる。そのぶん、得たものが多いからね」
無理のない声色で、そう言われたとき、胸のなかがざわざわした。すごい視点から話してくれている、と思った。
こんにちは、こんばんは。栗田真希です。
大学生のとき、視覚障害者と仲間の集まり『いどばた』に参加していた。その管理人である、ゆずきさんには以前取材させてもらった。
この人と出会っていなか
ご自愛の矢印が指し示す方向→
「ご自愛」ということばのブームはやや過ぎ去って、多少定着し、市民権を得たように思う。すこし旬を過ぎたからこそ、ちょいと考えを書き残してもいいかなという気分になった。
こんにちは、こんばんは。栗田真希です。
たまに書く手紙などの締めくくりに添えて使ってきた「体調を崩されませんようご自愛ください」のことば。
どちらかといえば「自分の健康状態に気をつけること」という意味合いで使うことが多かったけれ
ことばから、こころが幽体離脱するまえに
わたしが大学生のころ。コンパクトカメラの販売員として派遣会社でトップの成績をおさめて、派遣会社やメーカーさんから「卒業後はうちで働かないか」と勧誘を受けて笑顔で断っていたころのこと。
こんにちは、こんばんは。栗田真希です。すみません自慢のような導入で。もうかなり昔のことなので、時効ということで許してください。
販売員として、わたしが優秀だったかどうかは、他人が決めることだ。
思い返すと最初は「
100点満点の餃子をつくる娘なのに信用は5点。
ひねくれた父と、そんな父に似てひねくれた娘であるわたし。毎日わたしのやることなすこと、父は「なにやってんだ!」と大きめの声で言ってくる。ことばのキャッチボールというより、ドッジボールばかりだ。
こんにちは、こんばんは。栗田真希です。
ひと月ちょっとの予定で、長崎県波佐見町から横浜の実家に帰ってきている。もう20日くらい経った。明らかに父がわたしに飽きている。
しかし、今回の帰省の目的は、手術
いいことがあった日には、鼻歌を。
夕方、とっておきの用事があって出かけた。手術後出かけるのは、ほぼはじめてだ。6/10の日帰り手術のあと、病院へ行く以外はずっと家にいた。でもまあ回復してきていて、今日は不安なく出かけられた。
ほんとうに、受けた手術自体は近年手軽になっていて、2、3日安静にしていればその後デスクワークはしてもよいというレベルのものだ。ただ、やっぱり個人差はある。
じつは、手術後からおとといくらいまでの10日間、
鼻の手術から一週間。抜糸、完!
鼻の手術から、一週間経った。
まだ熱が出るけど、微熱に収まるからなんとかなっている。
今日は、抜糸。スッキリした。こんなに人生で鼻の通りがよかったことはない。
手術してから今日までの一週間、とにかく鼻が詰まっていた。オールシーズン詰まってる鼻炎持ちだったのだけれど、そんなわたしでもつらくなる詰まり具合。
手術をした傷口に、体温で溶けるガーゼというやつが入っていて(詳しく分からないけどなんか
鼻の手術でひとつになる。
沙都子は鏡を見る。洗面台のライトに照らされたおのれのすっぴんと向かい合う。いつもの顔だ。明日には手術で変わる顔でもある。思い切って、鼻の手術をするのだ。
これまで、病院へは何度も足を運んだ。いくつかハシゴもした。沙都子の悩みや現状の説明をすると、医者の反応はさまざまだった。「くだらない」と鼻の穴を見ることもしてくれない先生もいたし、「大変ですね」と同情を示すものの手術には難色を示す先生もいた。薬