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ふわふわでいたいなって。

東京から台風は過ぎ去ったようだけど、まだ水害などの恐れはあって、静けさがちょっぴり怖い23:30のいま。

家にこもっているだけで、とくに停電や断水などには見舞われず、過ごすことができた。

今日は台風のせいか体調もだるくて、本を読んだりカップラーメンを食べたりして、過ごした。ずっとニュースを見ていて、少しずつ心がかたくなるのを感じた。

そういうネガティブな気持ちを無くすことはできない。無いことにしてしまうと、歪む。「そりゃ、重い気持ちもあるよね〜」と認めながら、できる範囲で和らげてあげるくらいで、いいのだ。

ヴィヴィアン・マイヤーの写真集を眺めたり、1999年のTCC年間を眺めたり、スマホでゲームをしたり、寝ちゃったりして、あまりじぶんに期待しないで思うまま過ごす。

昨日は、こんなnoteを書いた。

あまり暗い気持ちになり過ぎてもね、気になる味のカップラーメンを買ってみたよって書いたら、ゆうゆうさん が彼女のnoteで紹介してくれて、うれしかったなあ。

楽観的なのかもしれない。避難が必要な地域のひとたちにとっては、それどころではないだろう。ひとえにこれは、準備期間のある自然災害だ。突発的な地震とはちがう。だからといって、わくわく楽しみにする部類のできごとではない。わかっているけれど、それでも。

これまで食べたことのないカップ麺を買う。新発売の菓子パンを買ってみる。あれも要るかな、これも要るかなとあれこれ考えながら買い物かごをいっぱいにしてレジへ向かう。考えることはみんないっしょというやつで、水のペットボトルが並んでいたであろう棚はすっからかんの空洞だった。そんなこんながすべて、非日常感をともなって目の前に差し出される。

不謹慎だとおもったからあえて口にはしていなかったのだけれど、それでも、くりこさん(@kuritamaki)のnoteを読んでホッと安心した。

つながりを再確認する台風でもあったな。ツイッターで交流のあるひとが「大丈夫ですか?お気をつけて」とDMをくれた。家族と連絡を取りあった。今日という日が、悪いだけの時間じゃなかったと思いたい。

避難しているひとがいたり、河川が氾濫して大変なことになっていたり……まだまだ脅威はある。不安で眠れぬ夜を過ごすひともいるだろう。そんなひとたちに、今夜のわたしができることはないけれど。祈ることだけはしたい。

やっぱりついつい、重くかたくなるよね。

でも。
それでもふだんは、ふわふわがいいな。かたくならないでいたいな。
困っているひとがいたら、ふわふわのわたしで、フットワークの軽いわたしで、役に立ちたい。

さいごまで読んでくださり、ありがとうございます! サポートしてくださったら、おいしいものを食べたり、すてきな道具をお迎えしたりして、それについてnoteを書いたりするかもしれません。