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8ヶ月、always be a student。

急激に寒くなってきたハノイより。
気温は11-12度、風があるので体感はもっと寒いです。
今年の頭にスイスで着てたダウンジャケットを着てても違和感ないくらいは、寒い。
良い点としては、風が吹くと汚い空気が滞留せず若干空気が綺麗になります。
(ハノイは排気ガス+内地に空気が滞留しがちなので、空気がめちゃくちゃ汚い)
あとは冬服着れるのが地味に嬉しいです。これがホーチミンだと、1年中夏みたいな気候なわけで。
気温の変化から、季節の移ろいを感じられるのは好きであります。

気づけば年の瀬になっております。
来週は欧州旅行中ですので、おそらく年内最後の記事になるかと思って書いてます。
表題通り、渡越から8ヶ月経ってました。いつからか「もうハノイに来て何ヶ月」をカウントしなくなってた事にふと気付きました。
それが「生活に馴染む」という事なのでしょうが、生活に馴染んできた途端に
帰国の事が頭に浮かぶのは、色々と慌ただしいですね。
私の場合は研修生という2年の時限装置かつ、インドからの移駐という事情もあるので、尚の事慌ただしいのですが。。

日本のことを考えた時に「東京だとこの人、大阪だとこの人。。」と
帰った時に会いたい人が色々と浮かんでくるのは、幸せなことだと思います。
実は「帰った時に誰かが待っててくれる」という裏打ちあって、私の海外生活は成り立ってるのかもしれません。

日本に帰って真っ先にやりたいのは。。実はホッケーかもしれないです。
基本、日本食も食えるしテレビも見れるし、生活面で不自由しませんが、
こっちで一番恋しいとなると、運動する機会が限られる事かなあ、と思ってます。
あと単純に体重増えすぎ問題もあり。もうちょい動きたい
日本を離れて以来体重は増加の一途ですが、少し日本に帰った後のことも見据えて体は絞っていきたい。
(しかし今でも、何でこんな体重増えたのか不思議でならず。。歳のせいなのか)


今年1年、どんな年だったろう、と考えてみます。
もっと「学びたい」欲求がふつふつと湧いてくるのを感じた年かもしれません。

ベトナム語だって、来た当初に比べれば幾分理解度は深まったものの、
この異様に難しくも面白い言語にあと1年くらい、どっぷり浸かってみたい
会社を休んで、この国で学校通ってみるとか。もう少しこの言語が流暢に話せる世界線を見てみたい。
日本語が出来て、英語が出来て、プラス1言語くらい(ベトナム語であれ、別言語であれ)、
ある程度のレベルで使いこなせれば、きっとそれはオリジナリティに繋がるだろうなと。

仕事をしてても、新しい言葉や知識が日々出てくるのは嫌いじゃないです。
考えれば考えるほどもっと専門的な知識を身に付けたい、もっと学びたい、となりました(これは主にベトナム来た後)。
例えば日本に帰って実務経験を積みつつ、勉強もしながら、実務↔︎インプットを交互にやれたりすれば、いいなあ

将来のキャリアについて考える機会が増えた一年でもありました。
30歳を目前にし、駐在→移駐という環境の変化もあり、そういった事を自ずと考えるタイミングだったのだと理解をしています。
逆に出来ない事・どう頑張っても苦手な事も、色々と。これは悩みどころですが、
どうしても自分が出来ない事は、限られた時間の中においては無理に頑張らなくて良いのかな。
30歳でこれを言うのはなんか「甘えるな」的な風潮が世の中にはありますが、
さりとて時間は限られてる訳で、自分が興味あって納得できる事に時間を集中したいと感じます。

寧ろそれ以外は変わらない。朝起きてコーヒー飲む所から、週1のサウナ通いまで、長い時間をかけて染み付いた人の生活パターンは変わりませんね。

我ながら、何かを学びたい欲求が学生の頃のごとく湧いてくるのは良い兆候だと思っています。
今ほんとに、読みたい本が多すぎて読破ペースが全く追いつきません。
本はKindleのワンクリックでいつでも買えちゃうので、Kindleの中に積ん読状態。。
それも良い兆候ですね、多分。

いつも孔子の「四十にして惑わず」という言葉を思い出します。
40歳までは迷ってOKと好意的に解釈をしすぎな節もあるものの、何かをやろうと思ったら
もう少し時間をかけて、知識と経験を蓄えることも必要かなと感じています。
幾分情報過多かつ、せかせかした現代社会ですが、もう少し長い目でじっくり考えて行ければと。

2024年はより一層、心身の充実を図る1年にしていければいいかなと思います。
"Always be a student"=「常に学徒たれ」と。何歳になっても学ぶことの楽しさの真髄は変わりません。
体の加齢には抗えないも、心は常に京都にいた頃のような初々しさを保っていきたいですね・

2023年12月末、ハノイにて。皆様良いお年をお過ごしください。


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