今日は運命の日、手術当日。 久しぶりに一人の夜を過ごし、いざ、病院へ! 病室に入ると、思った以上に元気そうな妻! 緊張して夜も眠れず、ぐったりしてると思ったら、 意外に元気そう! 「睡眠薬も飲まずにぐっすり眠れた!」 みたいです。 手術用の姿にされた妻を見ると、何故か痛々しく見え、かわいそうに感じました。 交われるものなら、代わってあげたいけど、私には家族待合室でボーっと、妻の闘いが終わるのを、待つことしかできません。 約2時間半後、立派に闘い抜いた妻に再会! やっ
何度か病院に通い、いろいろな検査を受け、 ついに入院! 妻も不安だらけだったと思うけど、会社のシフトが都合よく、ほぼ付き添う事が出来ました。 この日の為に買った、ゴロゴロの付いたカバンを引きながら、いざ、病院へ! ほとんどの物は、有料ですが、病院で準備してもらえる為、持っていく荷物は少なくてすみました。 コロナ禍ですが、一緒に病室まで入る事が出来、安心しました。 いよいよ、手術を明日に備え、妻も不安だったと 思います。 応援することしか出来ない私は、ここでお別れ…
病院で全摘の宣告を受け、時間が経つにつれて、私達は、ショックがだんだんと大きくなってきました。 妻の意志とは関係なく、形が変わっていく右胸と、お別れする前に、 「記念を残しておこう!」 という事で、写真を撮る事にしました。 が、いざ探してみると、なかなか無いんです… やっと見つけた所も、普通の写真館… 事情は話しているものの、心配度MAX! 撮影当日、ドキドキしながら担当者に会いました。 ところが、この女性の方 「めっちゃいい人!」 3人意気投合し、和気あいあいで、
この日は、ついに、紹介された大きな病院に。 心細い私達は、叔母に全てを話し、病院に来てもらいました。 あまり付き合いがなかったのですが、背に腹はかえられぬ!と、思い切って話すと、快く来てくれました。 妻は色々と、検査で大忙し! でも、検査と検査の合間には私達の所に戻って来て、私と叔母がいる事もあり、落ち着いている様子。 妻が検査に行っている間、叔母と二人きりになり、気まずい雰囲気になるかなぁ…と思っていましたが、話しが大盛り上がり! あっという間に、時間が過ぎました。
この日は2人で、クリニックに、紹介状を受け取りに行きました。 時間がたった事もあり、妻の精神状態は、前回来院した時より、落ち着いていました。 しかし、受け取った物は、CD-ROM 2枚と書類という軽いもなのに、とてつもなく重いものに、感じました。 これで、クリニックとのお付き合いは終わりましたが、新たな出会いと、お付き合いが始まります。 次にお付き合いが始まる病院が、妻に合った場所であることを、願ってます。
シフト制の会社で働く私は、毎月休みが異なり、 昼までの時や、昼からの出勤もあり落ち着きません。 昼までや昼からが多い月は、 「今月、お給料大丈夫?」 と、妻から見えないプレッシャーがかかります。 しかし、今月は昼までや昼からが多かったにも関わらず、 「一緒にいれる時間が多くて良かった!」 と、妻から言われました。 一人でいると、考えなくてもいい事を考えたり、 気分がブルーになるみたいです。 一人家で、不安と戦っていると思うと、かわいそう… この日は二人で、クリニックに
6月くらいから、右胸に硬いしこりを感じるも、 打撲と思い、放置していたものの、とりあえず、 市内のクリニックに乳がん検診に。 「ただの打撲ですね」 と言われるつもりの妻に、帰ってきた言葉は 「何でここまで、放置してたんですか? ほぼ、乳がんに間違いないですよ。 しかも、かなり大きいですね… すぐに、検査しましょう。」 妻は、天国から地獄へ、突き落とされました。 ここからは、心臓バクバク、震えと涙も出始め、 先生の説明を、聞いているのが、やっとだったようです。 久しぶ