看板紹介11 日本語と外国語

海外の有名な観光地に行くと、日本語の案内や注意書きを目にする。


中国で見かけた看板。



例えば、日本語以外全くわからない状態だったとしても、上の二つにはイラストがついているし、最後の一つも言葉の順序を入れ替えれば理解できる。

ただ、ある程度名のある観光地なのだから、インターネット上の翻訳サイトレベルの日本語ではなく、せめてネイティブチェックをいれてほしい。


同じように、近年、日本国内の案内や注意書きにも、外国人旅行者を意識して、英語、中国語、韓国語が併記されているものが多い。


英語や韓国語はわからないので、検証のしようがないが、上記二つの中国語には「???」という印象を受ける。実際、中国語ネイティブの友人に聞いてみたところ、純粋な中国語としては意味が通らないとのことだった。


ある言語をほかの言語に置き換えることは、容易ではない。特に、日本語と中国語においては、「漢字」という中途半端な媒介が存在することで、余計に複雑さを増しているように思う。




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