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雑談・ミッション祖母の病状を端的に伝えろ!

読みに来てくれてありがとうね。


明日大事なミッションがあります。

祖母が通っている診療所に俺ひとりで乗り込みます。

そこの先生とはほぼ話したことがありません。

いつもなら祖母は車椅子、母が付き添いで話をします。俺は待ってるだけ。祖母を車に乗り降りさせるだけの役目です。

なぜ今回は俺ひとりで行く事になったのかを説明しますね。もうこの説明の時点でミッションです。文章力がイマイチな俺が端的に伝えるための修行の一環です。どうぞお付き合いください。

まず、なぜ祖母本人が行かないのかを説明します。

その理由は、祖母がある箇所を痛がっていて診療所に連れていくのが困難と思われるからです。その箇所は伏せます。

次に、何故いつものように母が行って話をしないのかを説明します。それは俺のほうが上手く説明出来そうだと、母と意見を一致させたからです。

祖母本人が行かず、先生に説明するのみなので俺ひとりで十分という結論に至りました。

次に、何故これがミッションなのかを説明します。ただ話すだけなのに、何が大変なんだと思いますよね。

俺は知らない人と話すのが凄く苦手です。何度も会ってる人じゃないと上手く話せません。

しかも俺はその担当の先生に対して、少し無愛想なイメージがあります。

家族だけで農家をしているので、他人と話す機会はほとんど無く、俺の会話力は退化しています。

更に輪をかけて、今の状況を伝えるのが非常にややこしいのです。こんがらがってしまいます。

では先生に話すように文章を続けますね。

ここからは対話形式になります。

「今日はどうされましたか」

「はい。えーと、1ヶ月ほど前に、祖母が手首を痛めて他の病院で診てもらったときに、尿に雑菌が混ざっていると言われて、○○の薬を頂きました。(薬の説明書きを見せる)。それを飲ませてから、ある箇所を痛がらなくなりました。以前はとても痛がったんですが、その薬を飲んでから全く痛がらなくなったので、薬が良く効いたんだと思います。祖母は今、ある箇所を痛がっていて連れて来るのが難しかったので、もし良かったら薬だけ頂けないかと思って今日は来ました。」

「あー、それは本人に来てもらわないといけませんね」

「あっ、分かりました。では今から何とかして連れてきます。どうもありがとうございました」

よしっ、イケそうだね。本人連れて来ないとだめバージョンはこれでOK。

薬をすんなり貰えたら、それはそれでOK。

たぶんこれを、診察の前にまず受付に話さないといけないね。

受付のお姉さんは3人居て、うち1人はちょっと苦手。なんだか会話がしっくり来ない。合う合わないってあるよね。他の2人なら話は早いね。でも苦手な場合でシミュレーションしといたほうがいいね。

これは結構、俺的には大きなミッションです。

成功したらいいな。まあ、失敗ってことが無いからね。たどたどしくても何とか伝わるよ。

そのたどたどしいのが恥ずかしいんだけどね。

、、、ん?待てよ。

たどたどしいのが恥ずかしいだけで、別に大した事ないぞ。

ド田舎で高齢者が多い診療所だから、殆どの患者さんはたどたどしいんじゃないか?

先生はそんな話ばかり聞いてるから、慣れてるんじゃないのか?

おお、勇気が湧いてきた!

という事で明日頑張って来るよ。上手く行くといいな。


最後まで読んでくれてありがとう。またあしたね🌱



↓1ヶ月前に祖母が手首を痛めた話だよ。



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