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Day15:物語を愛する気持ちが止められなかったんだ【1ヶ月書くチャレンジ】

【1ヶ月書くチャレンジ 15日目】
テーマ:誰かにオススメしたい本、映画、アニメ、ドラマ

先日の投稿で結構オタク趣味(主にゲームだけど)語らせていただいたので(↓)今日はもう少しライトに語りたい。



■おすすめドラマ

カルテット

オススメしたい作品たくさんあって迷うんだけど、まず最初にパッと浮かんだのはドラマ『カルテット』です。

ある日、“偶然”出会った男女4人。
夢が叶わないまま、人生のピークにたどり着くことなく緩やかな下り坂の前で立ち止まっている者たちだ。そんな4人がカルテットを組み、軽井沢で共同生活を送ることになる。しかし、その“偶然”には、大きな秘密が隠されていた……。

公式HP第一話あらすじより

私が初めてこの作品に出会ったのはまだ実家に暮らしていた頃、確か母がリビングで録画していた第4話を見ていたところをちょうど通りかかったとき。

私「……これどんなストーリーの話なの?」
母「わからん」
私「わからんの!?」
母「わからん。でもなーーーんか面白いんだよー見ちゃうんだよー」

私はもともとドラマをあまり見ないタイプなんです。
にも関わらず、それまでのストーリーを一切知らないのに、少し見ただけで俳優さんたちのアドリブなの?ってくらいに自然な演技と、どことなく不穏な空気が漂っているのに不思議とコミカルで暖かい空気感のストーリーにまんまと惹き込まれ、結局そこから最終回まで見ることになるほど愛してやまない作品となりました(BSでの再放送やAmazonPrimeのおかげで1〜3話も無事見られました)

「泣きながらご飯を食べたことがある人は、生きていけます」ほか、数々の名言の素晴らしさは言わずもがな、それよりも何よりもこのメイン4人の絶妙な人間関係と会話の掛け合いが本当にたまらなくて……

これ、下手に説明するとネタバレになるからあまり内容に触れられないんだけど、

・音楽が好き
・群像劇など人間関係が深く絡み合う謎が多い話が好き
・男女関係は恋愛がすべてじゃないと思っている人
・何かに挫折して、でもまだ諦めきれないものがある人
・戯言の掛け合いとか好きな人
・松たか子さん、満島ひかりさん、高橋一生さん、松田龍平さんのいずれかが好き、もしくは興味のある人

いずれか1つでも当てはまるものがあった人には是非ともおすすめしたい。
Amazonプライム会員なら今見られるので是非探してみてくださいね!


■おすすめ本・アニメ

有頂天家族

面白主義の狸・矢三郎の毎日は、頼りない兄弟たち、底意地悪いライバル狸、人間の美女にうつつをぬかす落ちぶれ天狗とその美女によって、四六時中、波乱万丈! 京都の街に、毛深き愛が降る。

Amazon:本の説明より

こちらは小説が原作で、アニメ化もしている作品。

私はアニメからこの作品を知ったのですが、原作者の森見登美彦さんも大好きなので小説も合わせておすすめしたい。

人間に化けて京都の街に溶け込んで生きる『』、そのタヌキに尊敬と畏怖をこめて「先生」と呼ばれる『天狗』(もうその威厳は長い年月で衰えてしまったけど)、そしてその天狗を魅力し、時としてタヌキを鍋にして食べてしまう『人間』。

この3つの種族が織り成す日常系ドタバタ劇なのですが、もうね。森見登美彦ワールド全開です。

京都というリアルな舞台ながらもファンタジーな部分が重なり、そこに人間(と狸の天狗)関係、更には家族愛も相まってラストは涙と笑いが同時に込み上げてくる素敵なエンターテインメント作品なんです。

更に私がこの作品でいちばん推したいのは、主人公を含む狸一家、下鴨家です。
もう全員大好きなのですが、私の場合はやっぱり主人公の下鴨矢三郎を推したい。

彼は亡くなった偉大な父の「阿呆」な部分だけを受け継いでしまった三男坊(全部で4人(狸)兄弟)。

いつも飄々としていて、怖いもの知らずで、とにかく阿呆。ここでいう阿呆とは頭が悪いという意味ではない。彼はむしろ地頭はよく、気難しい天狗や人間を軽口でそそのかしたり持ち上げたりするのがとにかく上手い。
いわゆる"狸"(したたかで一筋縄ではいかない)なんです。傍から見たら何も考えてなさそうなんですがね。

そんな彼の生き方を表す、私の大好きなセリフが以下の通りです。

かつて私は、狸として如何に生くべきかという難題に取り組んだことがある。
面白く生きる術は心得ているつもりではあったが、そのほかに己に何をすべきか判然としなかった。
(中略)
そうやって何もしないでぶらぶらしているうちに、これはどうやら面白く生きるほかにすべきことはないようだという悟りを得た。

『有頂天家族』第一章 納涼床の女神より

彼ら家族は、あるとてつもない悲しみを心に抱えています。それでも、「面白く生きる」ことの強さと優しさがこの物語の根底にあります。
この生き方は人間である私には難しいのかもしれないけれど、人生の目標でもあるんです。

・和風ファンタジーな作品が好き
・毛玉(もふもふ)が好き
・京都が好き
・キャラの濃い兄弟が出てくる作品が好き(?)
・細やかな日常(わりと展開が静かな)作品が好き
・森見登美彦作品が好き(※一番大事かも)

このあたりが好きな人ならおすすめです。
ここまで長々語っておきながらなんですが、独特な世界観ゆえに万人受けする作品ではないと思うので…(特に原作はちょっと読みづらい文章かもなのでご注意をば)

あ、あと余談ですが、森見登美彦作品はペンギン・ハイウェイもおすすめ。

■おすすめ映画

かもめ食堂

  フィンランドのヘルシンキで日本食堂を経営しているサチエは、図書館で知り合ったミドリを食堂のスタッフに迎える。お客は、日本アニメおたくの青年しかいない店にボチボチ人が集まるように。悩みをかかえたフィンランド人、荷物が出てこなくなって困っている日本人など、個性的なお客さんたちが、かもめ食堂に集まり、サチエたちの温かな心がこもった料理でなごやかな気持ちになっていく。

Amazonあらすじより

もう言わずと知れたフィンランドと日本の共同作品。

何度見返したかわからないほどに、この空気感がたまらなく大好きな映画です。
この映画を見てフィンランドに憧れるようになった方も多いんじゃないでしょうか。

フィンランドで定食屋を開いた日本人女性とそこに関わる何やら訳アリの人たちのお話。

特に大きな事件が起きるわけじゃないのですが、静かにゆっくりと過ぎる時間。
そこに生きる不器用な生き方しかできない人たち。
そしてとにかく美味しそうな料理の数々!!

本当にことある事に見返すのですが、一向に飽きないんです。

こればかりは百聞は一見にしかず。
観て、この世界観を味わってください。

・フィンランドが好き
・ゆったりとした丁寧な暮らしが好き
・シナモンロールが好き
・日本食も好き
・どこか遠くに行きたい
・なんか名前は聞いたことあるし気になるけど見たことないな〜って人

おすすめ!です!!


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◆終わりに(……と見せかけて)◆

このnoteの冒頭で私「今日はもう少しライトに語りたい」、とか言ったな。

あれは嘘だ。

なんでこんなことになったんだ。
まさか目次までつくるレベルになるとは私も思わなかったんだ(今まで書いた中で最長noteになったよ)

えっ。ここまで読んでくださった方いる……?
せっかくだから最後にもう一つだけ勧めていいですか??
ちょっとだけ。ちょっとだけだから。

番外編:おすすめ漫画

うめともものふつうの暮らし

ねこっぽい姉妹のうめとももは二人暮らし中。なんでもない日々を積み重ねて、嬉しいことや楽しいことをたくさん見つけていきます

公式HPより

最近ツイッターで見つけた漫画なのですが。忙しい日々にお疲れの皆さん。

まぁ騙されたと思って↑のサイトで無料開放されている第1-2話を読んでほしい。

ビックリするほどの癒やしがそこにはありますよ。

私はあまりの可愛さに単行本をポチってしまいましたが後悔は一切ありません。

もっと流行ってほしい!!

そして!!ち○かわみたいにアニメ化してほしいです!!!

本当に長々失礼しました!
現場からは以上です!!(楽しかった!)


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