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ひとり旅日記ギリシャとイタリアへ39日目:ベネチアカーニバルのステージに立った日

2018年2/8ベネチア③

目覚まし無しで起きるって久しぶり。で、7:30amに朝食会場へ。自分も思ってたけど、エスプレッソがエスプレッソじゃない。ってのを、友人がキッチンスタッフに申し出て中で作ってもらった。自分も1杯もらった。やっぱこの濃さじゃないと効かないよね…。

イベント参加の為に、昨日に引き続き子供用ドレスを着て出掛けた。すれ違った恐らく日本人男性が目礼してくれた。こんな格好で恥ずかしかったが、お辞儀した。

サン・マルコ広場ではイベントが始まろうとしていた。イベントスタッフにステージに上がりたい旨を伝えて受付してもらった。うちらの子供用ドレスのスカート部、膨らみ足りない…。「友人が緊張する〜」と言いつつ、ステージ上では踊るとの事で、スタッフにガガ様の曲をリクエスト。スタッフがDJに伝えると、うちらの番は次との事。この貴重な機会をどうしても残したくて、スタッフに頼んで、動画撮ってもらった。

いざステージへ。最初の階段でつまずきそうになったり(苦笑)。もっとゆっくりステージに上がりたかったが、彼女は先に行ってしまった。ってか、観客少なッッ!これが世界的に有名なカーニバルなのか?少ない観客の中にいた日本人のみなさん、こんなチャチなドレスで出た我々を許してください。ま、やったモン勝ちよ。MCはエーゴ対応で、友人は伊語で自己紹介。MCが自分にも名前を聞いてくれた。そしてIt’s show time!

彼女は本業の傍らズンバの先生もやってるとの事でサマになってるけど、自分はマジキツイわ。大画面にも映し出されてる我ら。1分くらいのパフォーマンス終了し、袖にはけた。そして、審査。ひとり参加の人同士で審査された後で、我々の審査。子供服対決で、相手はガチの子供。そんなん、本気の子供に勝てるワケないし、その女の子は1人でパフォーマンスしたとなったら、各国(5ヶ国の観光客)の審査員全員女の子の札上げるに決まってんじゃん!完敗。自分は最後までパフォーマーとして、ステージに跪き、悔しがるポーズもやり切った(笑)。笑顔で左右の観客エリアのみなさんに手を振りながらステージを後にした。

「うちらの目的果たせたね〜」「やることやったね〜」「で、午後どうする?」ムラーノ島に行く事にした。宿へ着替えに戻って、昨日閉店してたお店で何か買うことにした。キッシュと揚げシュー。船のチケット買って、ムラーノ島直通の水上バスに乗った。キッシュと揚げシュー。おいしかった。キッシュはパイ生地サクサクで、揚げシューはそんなにクドくなくてペロリだった。

ムラーノ島へは30分の船旅だった。自分はガラスの博物館行くから。と待合せ場所と時間決めて解散。博物館、特には…。すぐ見終わっちゃったし。今までガレの作品たくさん鑑賞したから、ベネチアングラスはそんじょそこらのじゃトキめかんわ。

色ガラスの塊と自分のげんこつ並べて写真撮ってたら、「台の上に手を置くな」とか、作品触ってないのに。うっせーよ💢この台だって、ガラスに触るなのサインじゃん?台に触るなとは書いてないし。ホントクソ伊人は小せェ事にうるせェよ。声はデカイクセに。「このサインに書いてある文言が意味するモノには何も触ってねーし」とエーゴで文句タレた。うるせェよ、ババァ。この博物館日本人しか来てないだろ?もっと日本人を大事にしろよ💢

水上バスで一緒になった米のおばさんが、博物館のビデオが素晴らしかった云々言ってたが、ガラスなんてどこで作っても作り方一緒だろうから、飛ばして、ムラーノ島のガラス細工屋をウインドウショッピングしたり、絵になりそうな所を写真撮ったりした。

約束の時間と場所に集合。2人で少しムラーノ島を歩いて、彼女のロンドン行きのヒコーキの為に船着場へ。自分たちの前に並んでるカップルが乗船直前で、係のジジィが縄を外して船を出航させてた。こりゃまた有り得ない光景。カップルの彼女が「観光客にこんなことしてイイ訳?」とキレてたから「全く同感。アリエナイ」と自分も言った。15分くらい待って、サン・マルコ直通の船が来て、30分乗って下船。

空港へはバスで行くとの事で、荷物をピックアップして、駅周辺で何か食べよう。変わった形のサンドイッチ(具がこんもり入ってて、おにぎりみたいな形。平べったくない)が美味しそうなのがあったから、それとカクテルを注文。サンドイッチ、おいしくてペロリ。もう1個追加した。ここのカクテルに入れてくれたオリーブの実が酸っぱすぎず、ジューシーでおいしかったから、どこで買えるのか教えてもらった。スーパーで売ってるんだ。

そろそろ別れの時間。バス出発まで20分。彼女はもう一杯飲んでた。自分はもう無理。18時。彼女を乗せた空港行きバス出発。楽しいひと時を一緒に過ごさせてくれてありがとう︎!酔っ払った自分はもうフラフラ。部屋に戻って、ボーッとして寝る事にした。明日はブラーノ島に行こう。


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