面倒な事をする楽しみ
珈琲が好きだ。
我が家では、珈琲にレベルがある。
レベル1 コーヒーメーカー
レベル2 ペーパードリップ
レベル3 ネルドリップ
レベルに応じて味も美味しくなる。
しかし手間も増え、面倒なのだ。
私は大雑把の面倒くさがりなので、ネルドリップをチョイスすることはあまりない。
でも間違いなく美味しい。
正直、私は店で飲むより美味しく感じることもある。それが家でリラックスして飲めるのは最高だ。
手間がかかるけど、得るものが大きいものについて考えてみることにした。
最初に思いついたのはキャンプ
最近では手軽に身軽に気軽にキャンプを楽しめるようになってきたらしいが、我が家のキャンプは旧式だ。
道具なんかもがさばるし、何より心配性の私はアレもこれもと荷物を持ち、まだ暗いうちに出発する日は夜逃げさながらだ。
キャンプ場に到着すれば、今度はテントを張り、夜逃げの荷物を運び入れる。あっという間に1時間以上が経過する。
宿泊先が温泉宿であったら、その頃はもうのんびり温泉の中かもしれないが、キャンプではまだ汗ばみ状態だ。
そんな苦労をしても、やっぱり自分達が建てた秘密基地で飲む珈琲は美味しいし、そこに自然のスパイスまで加わり、カップラーメンさえご馳走になってしまう。お酒を飲む人には、設営後のビールは最高に美味しいだろう。
後はもう自分達の自由。
夜は焚き火を眺め、パチパチという音を聴きながらのんびり過ごす。
その時間はもはや瞑想に近い。
子供が小さいうちは、目が離せないので、放牧地帯となるキャンプは中々ハードだった。
しかし小学生となった今は立派な人手となり、設営から料理にいたるまで一緒に楽しめるようになった。チームの一員だ。
自然の中で子供の成長を感じたり、大人が童心に戻り遊ぶ。
翌朝は鳥のさえずりで目覚める。
そしてまた朝の澄んだ空気の中、朝日を浴び、焚き火の前で珈琲を飲む。
想像しているだけで癒されてきた。
続いて思いついたのは子育て
これは説明するまでもなく大変で最高だ。
私もまだ子育ての途中。
散歩もそう。
自転車や車ならビューンと行けるところを、てくてく時間をかけて歩く。
スピードが早くては見えないものに気づき、立ち止まって眺め、堪能することが出来る。
歩きでは行けないところに行ける車のドライブも好きだけども。
そして究極をいうと、生きることだ。
人生は死ぬまでの暇つぶしなんて言いますよね。暇つぶしにしては色々と面倒なことも起きる。
しかし、全てはゲームで自分の好きなように楽しめる。どう攻略してもいい。
子供の頃やった人生ゲーム、好きだったな。
札束に興奮したな。
もっと出てくるかと思ったけど、
生きることなんて出てきちゃったので
もういいか。
けど、探せばもっともっとありそうだ。
家庭料理もそうかもなぁ。
バーベキューとか。
食いしん坊か!!
昨日はちょっと重い記事を書いてしまったので
呑気なことを考えたくなりました笑
ということで今日も
自分の人生ゲーム、楽しんでいきましょう。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?