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和痛分娩とは 出産アドベントカレンダー#23

出産予定日まであと数日。
私は、お産の痛みを和らげながら産む和痛分娩で産む予定だが、その手法の詳細はわりとギリギリに医師の先生の説明を受け(最後の妊婦健診)、かつ初産の身からしてもちゃんと仕組みの面から理解できていなさそうと思ったので、ここでもう少し調べながらまとめてみることにした。

和痛分娩?無痛分娩?違いはあいまい

和痛も無痛も基本の手法は同じ

自然分娩と異なり痛みを抑えて産む方法は「無痛分娩」と言うのが認知度は高そうだが、全く痛みがなくなるわけではないので「和痛分娩」とも言われるらしい。
その手法というのが、背中にチューブを入れ、痛み止めを流す「硬膜外鎮痛法」というものだ。

硬膜外(こうまくがい)鎮痛法

日本産科麻酔科学会が出しているQ&Aが他の病院のHPでもよく引用されていたので参考にした。

お産の痛みを伝える神経は背骨の中に集まります。硬膜外腔に注入された薬は、その背骨の中の神経をブロックし、産痛を抑えます。

日本産科麻酔科学会ホームページ https://www.jsoap.com/general/painless/q4

硬膜外鎮痛法は無痛分娩のときのみに用いられる方法ではなく、手術や手術後の痛み止めの目的で日常的に使われている方法でもあります。

日本産科麻酔科学会ホームページ https://www.jsoap.com/general/painless/q4

背中からではなく点滴で静脈に麻酔する方法もあるそう。
ただし、効き目や母子の体への影響などが違うのであまり採用されておらず、硬膜外麻酔をすることにリスクのある人などがその方法になるそう。


メリットとデメリット

メリット

痛みが少ないので、疲労が少なく、回復も早くなる。
また、麻酔で産道が弛緩することで、出産時の会陰の傷が深くならずに済むこともあるそう。

デメリット

子宮収縮力が弱まり、分娩に時間がかかることがある。
そのため陣痛促進剤を併用することが多い。
初産の場合は鉗子・吸引分娩(はさんだり吸ったりする器具を使って赤ちゃんを取り上げる)となるケースが多くなる傾向がある。

リスク

  • 低血圧、頭痛

  • 誤ったところに注入した場合はショック症状が出る場合がある

  • 感染・出血・神経障害

  • 硬膜の奥にある「くも膜」を破損すると麻酔が広がり呼吸抑制等がある

事前にやっておこうと思うこと

いきみの練習

これは最近出産した友人にも勧められた。
さらに和痛分娩だと感覚が抑えられる分、いきみ方がわからないとうまく出てこさせることができないだろうと思う。

ただ、私の病院ではいきみ方については教わっておらず、練習しておいてくださいとも言われていない。
そして調べてもよくわからない。。。ラマーズ法?ソフロロジー法
あと「目はつぶらないで!開けて!」と言われるとか・・・

費用は+15万円ほど

自然分娩での出産より、だいたい15万円ほど出産費用がアップした。
私の病院では、その約15万円の内訳は(和痛分娩基本費用+硬膜外麻酔用の注射や処置代)となっていた。

二桁万円加算されることに少し慎重にもなったが、無痛・和痛で出産を経験した知人は何人も「無痛でよかった」「自然で産んだときより格段に楽だった」と言っている話を聞いたので、お金をかけてみる価値はあるかなと考えた。



あと、私の病院では和痛分娩を選択した場合は、出産日を決め、その前日から入院になる。早く陣痛が来た場合は自然分娩になる可能性が高いそう。
(今のところ早く生まれそうな兆候は感じていない。)

生まれる日がある程度決まっているのもメリットかもしれないが、個人的には「早く生まれてほしい」「生まれるまでまだゆっくり過ごしたい」どちらも半々な気持ちでいる。

それでは!

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