スマート温度計

AI搭載の温度計は涼しい上に家計にも優しい。

2019年は7月から8月にかけて、連日気温35度以上の猛暑日が続いています。日中外で作業をしていると10分程で汗が止まらなくなります。     30分も作業をすれば、頭がクラクラして身の危険を感じる暑さです。   各地で熱中症の被害も多数報告されています。

強い日差しで部屋の温度も30度以上になっています。部屋のドアを開けると、サウナ風呂のような熱気と湿気を感じます。

部屋に戻ってすぐにエアコンのスィッチを入れたとしても、快適な温度に下がるまでにしばらくかかります。

最近、サーキュレーターが売れているらしいです。

(写真引用元:store.shopping.yahoo.co.jp)

エアコンだけだと冷たい風が当たる部分だけが冷えて、暑すぎず冷えない快適な温度になりにくいからです。

エアコンの風量や温度を頻繁に調整するのは面倒ですし、電気代も掛かって不経済です。サーキュレーターで空気を循環させて部屋全体の温度が均一して快適な室温を保つためには確かに重宝します。

でも、もっとカンタンに快適な室内温度を維持する方法があります。

アメリカの家庭では、AI内蔵の温度計      【スマートサーモスタット】が人気。

画像引用元 https://www.ecobee.com/smartbuildings/thermostats/

スマートサーモスタットは、ただのデジタル温度計ではありません。   家全体の温度を調整するためのAIが内蔵の最先端デバイスです。家に人がいる時間帯や人が操作する温度を学習して常に快適な室温を保ってくれます。

スマートフォンとも連携していて、外出先からの操作も可能です。    自宅に到着する前にエアコンをつけておけば、ホテルのように部屋に入った瞬間から快適に過ごすことができます。

アマゾンエコーやグーグルエコーなどの音声スピーカーと連動して、音声制御できる機器も出てきています。

また、煙や一酸化炭素の検知やWebカメラと連動して家のセキュリティ管理などの機能を備えている商品もあります。

今後は、家中の電気機器との連携が進んでいくものと思われます。

例えば、戸締り、照明のオンオフ、冷蔵庫の温度調整や庫内にある食材の管理など外出先から家の状況が確認できるようになるでしょう。

アメリカでは様々なメーカーが開発競争をしています。中でも2010年に元アップル社の社員がはじめて2年前グーグルに買収されたNestは、現在サーモスタット販売の中で1位だそうです。

近未来SF映画のような、家中の電化製品を音声で動かす時代がすぐそこまで来ているのかもしれません。




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