いきルンルン

営業歴26年のビジネスマン。マーケティング・心理学・生物学など月20冊の読書を継続。営…

いきルンルン

営業歴26年のビジネスマン。マーケティング・心理学・生物学など月20冊の読書を継続。営業アプローチや新人教育に活用しています。秋限定の登山が好き。バッハ・べートーベン・ハードロックのギターリフを聴くこと。難しい仕事をカンタンに速くする方法を考えて共有したいと思っています。

最近の記事

夜のネコは疲れる。

公園の木の陰に太陽が沈んでいく。  オレンジ色に照らされた空にうっすらと大きな丸い月が見える。      草むらの中から心地よいコオロギの声が聞こえてくる。 そろそろ見回りの時間である。 私が塀の上を歩いていると、「ウァーオ!」 とメス猫の鳴き声が聞こえた。 新しい出逢いに期待が高まり、軽い足取りで声のする方へ向かった。 壁の端で立ち止まり声の主を探した。 道の向こう側に、今晩の満月のようキラリと光る大きな瞳を見つけた。 「なんてかわいいメス猫なんだ!」 私

    • ネコだっていろいろと考えてんのよ。

      私はこの公園の周りを縄張りにしているネコである。 それにしてもこの夏は暑かった。 日中は歩きまわると頭が痛くなるので公園のベンチで休むことにしている。 人間たちは、何も考えず四六時中ウトウトと寝ている気楽なネコだと思っているのだろう。しかし、一日中なにもせずにこうやって暑さと湿気に耐えるのも結構つらいものだ。 公園の横の道路にトラックが止まった。 肉食獣の本能が、後ろ足の筋肉を反応させ、体がビクッと動いて硬直する。 「動くべきか?」 いや、まだ距離がある。 いざ

      • 「正しい質問」と「聴く」を極めれば、営業成績はアップする。

        中小企業を対象に飛び込み訪問営業をしていて、最近顕著に感じることがあります。 お客様を話せる機会が極端に少なくなりました。 零細企業の場合は、社長自身がプレイヤーであることが多くほとんど事務所にいません。10年前なら、そのような社長と会うために夜暗くなってから訪問したりしていましたが、昨今では、働き方改革などの影響もあり、夜暗くなってから訪問すると、「こんな時間に何の用だ」とあからさまに嫌な顔をされるケースが多くなりました。 また、社長が事務所にいる中小企業の場合は、事

        • モノが売れない時代の売り方。

          売るために必要なモノは?モノが売れにくい時代です。 消費者はほとんどのモノを持っていて、生活に必要なものはすでに持っているからです。 モノだけを買うときは、ネットで価格比較すれば、世界中で一番安く販売されているところをすぐに探すこともできます。 買い手にとっては便利な世の中ですが、売り手にとっては選ばれるのが大変難しい状況です。 このような市場で、どうやって売ればよいのでしょうか? 答えは「顧客の信頼を得る」ということです。 売り手が信頼できると顧客が感じると、価

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          これからの時代は、おとなしい性格の人だからこそできる営業がある!

          営業に向いているのは、社交的で話しが上手な人だというイメージがありますが、実際にはそうとは限りません。 一般的に外交的な人は、他人の話しをあまり聞かず、話したがる傾向があります。ひとりの人とじっくり向き合うより、たくさんの人間と関わることを好みます。 営業で一番重要なスキルは上手に話すことではありません。       相手の話しを聴き、相手に共感することです。 昨今では、買い手はインターネットでいくらでも情報を取得することができますので、営業マンから尋ねてもいない情報を

          これからの時代は、おとなしい性格の人だからこそできる営業がある!

          営業成績が上がらない時にすべきこと

          成績が思うように上がらない。                     営業の仕事をしていると、なぜか売上が上がらないスランプに陥ることがあります。 スランプだと感じるこのようなうまくいかない現状は、実はとんでもないチャンスなのです。 人間がいろんな問題にぶつかって、はたと困るということはすばらしいチャンスなのである。 ー 本田宗一郎 ー なぜなら、うまくいかないことがあればこそ人はどうすればよいかを考え始めるからです。 そして新たな自分に向けて進化することができるの

          営業成績が上がらない時にすべきこと

          「どんくさい奴」を脱出して、できるビジネスマンに変身する方法。

          上司や先輩から 「ほんとお前はトロいなぁ」                    「どんくさいやつだなぁ」と言われて自信をなくしている人へ もう悩むことはありせん。 人より仕事が遅かったり、よく忘れ物をするのは、決してあなたが他人より劣っているということではありません。 仕事を進めるための順序や用意しておくモノが整理できていないだけです。 ちょっとした思考の整理をするだけで、できない自分から脱出し、できるビジネスマンに変身することができます。 まず、なぜ仕事が遅い

          「どんくさい奴」を脱出して、できるビジネスマンに変身する方法。

          営業成績が頭打ち。さあどうしよう・・生き残るためのこれからの営業手法とは

          もう売り手の都合だけでは売れません。 今の時代、気合と根性だけでは商品やサービスは売れません。 商品の単価が小さい、個人向け商品なら多少は売れるかもしれませんが、法人相手の高額商品や長期的なサービス契約の場合は相当難しいと思います。 仮に職歴20年以上のベテラン営業マンが、毎日真剣に飛び込み訪問をしたとしてもすぐに売ることはできません。私も完全な新規開拓だけで一ヶ月間真面目にチャレンジしたことがあるが売れませんでした。 10年くらい前までなら、無差別に飛び込むだけでも

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          営業成績が頭打ち。さあどうしよう・・生き残るためのこれ…

          月間10冊以上の読書で仕事がレベルアップした。

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          法人営業で成果を上げるための新しい方法。

          根性論では何も解決しない。私は法人の新規開拓営業をしています。 一日50件の企業訪問をしても、お客様とまともに話しができるのは2-3件です。一日に100件の営業電話を掛けても決裁者が電話に出てくれるのは10件もありません。 私は長い営業経験から、断られるのは当たり前だということは理解していますが、それでも何日もこんな日が続くと疲れてきます。 営業マンにとって売る相手が見つからず、ずっと相手を探している状態は非常につらいものです。 しまいには、「この商品を欲しがっている

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          ビジネスマンの皆さん、日傘をさしましょう!

          猛暑日の必須アイテム。日傘の効果とビジネスマン向けの日傘を紹介。 私は外回りの営業をしているので、一日に15000歩以上歩きます。 夏は好きな季節ですが、ここ最近のあまりにも暑すぎる夏は嫌いです。 35度以上の猛暑日ともなると、あまりの暑さに身の危険さえ感じます。 なるべく日陰を歩くようにし、こまめに水分を取りながら歩きます。 それでも前10時~午後4時頃の日差しの強い時間帯は、後頭部や背中がジリジリと強い日差しに照らされてとめどなく汗がにじみ出てきます。 ハンカチで

          ビジネスマンの皆さん、日傘をさしましょう!

          AI搭載の温度計は涼しい上に家計にも優しい。

          2019年は7月から8月にかけて、連日気温35度以上の猛暑日が続いています。日中外で作業をしていると10分程で汗が止まらなくなります。     30分も作業をすれば、頭がクラクラして身の危険を感じる暑さです。   各地で熱中症の被害も多数報告されています。 強い日差しで部屋の温度も30度以上になっています。部屋のドアを開けると、サウナ風呂のような熱気と湿気を感じます。 部屋に戻ってすぐにエアコンのスィッチを入れたとしても、快適な温度に下がるまでにしばらくかかります。 最

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          物静かな成績上位の営業マンたち

          成績優秀な営業マンと言えばどんな人物を思い浮かべますか?      面白おかしく話しができる口達者な人ですか。熱っぽく語る押しの強い人ですか。    実は全く逆なのです。 私は30年近く営業の仕事をしていますが、私が見てきた年間表彰を受けるような営業マンは、口下手であまり話さない人が多いです。       いわゆるイケてる感じがしない人です。 イケてない人 = 売れる人ではありません(笑) 実際に、そのようなタイプの成績上位者とロールプレイング(お客様との対話を想定し

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