笑っちゃうね<現代詩>

人間って
自分の範疇 許容範囲
理解度を越えると
笑っちゃうね 

冷笑のような 呆れ笑い
そういう笑いで 笑っちゃふね

朝の気温に笑い
昼の気温に笑ひ
夜になっても 余り下がらぬ
これまた温度に
ますます笑ふ わらつてしまふ

「またかぁ」と笑い
「今夜も」と笑ひ
「やってくれるよ」 わらひに笑ひ
「根性あるじゃん、ぴょん吉並みに」 
最後に感服 
感心でもしたかのような言葉をつけて また笑ふ

お笑い番組なんて要らないわ。

<了>

#創作大賞2023


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