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心配してください、、、、溶けますよ!!!!! 新年早々『とにかく危ない砂糖』を斬る①

こんにちは!動ける&健康な身体をつくるトレーナー、坂下です。



はじめに

今年初の健康テーマは、ダイエットや健康の敵としてはもっともメジャーともいえる、
『砂糖』について斬っていきます。

過去に乳製品や糖質制限、小麦は斬りましたが、
砂糖がダイエットや健康に悪いなんて常識、十分理解しているよ!と思われるかもしれないですが、意外に厄介な難敵です。

砂糖は甘みをもつ甘味料として、サトウキビやテンサイからショ糖を取りだし結晶化したものです。
いちばんメジャーな『上白糖』の他、ビタミンミネラルを含む『黒砂糖』や『和三盆』など多くの種類がありますが、そこまで健康に差がつくものでもないので、同じ砂糖として解説していきます。

砂糖のデメリット

1、血糖値を急上昇させる

いちばん有名なデメリットはこれですよね。
砂糖は口に入れた瞬間から、舌下などから秒速で血液中へ吸収されていきます。
とにかく血中に取りこまれるのが早いため、

血糖値が急上昇
➜これにより、すい臓より血糖値を下げるホルモンインスリンが過剰に分泌
➜今度は血糖値を下げすぎて低血糖が起こる
➜低血糖状態はツライので、アドレナリンを分泌してまた血糖値をあげようとする(また甘いものが欲しくなる)
➜アドレナリンの分泌がつづくと思考力や集中力の低下、イライラなど精神不安定の原因になる。
➜アドレナリンの分泌過剰でアドレノクロムという物質になる
➜アドレノクロムは麻薬メスカリンのなかの薬効成分と同じ物質なので、依存性が高くなる

というわけで、血糖値急上昇と急下降が、依存性、カロリーオーバーによる肥満、イライラなど精神疾患につながります。

俺のケーキ食ったでしょ💢

これをくり返していると、最後にはインスリンが効かなくなってしまい血糖値が下がらず、『糖尿病』になってしまいます。


2、胃や腸内環境の悪化

砂糖のとりすぎは、カリウムを大量にとったときのような『カリウム様作用』により、胃下垂、腸下垂、ヘルニアなどを誘発します。

また腸壁を膨張させるため腸内環境が悪化し、食べものが大きな分子のまま吸収され、アレルギーや免疫力の低下、クローン病など大腸の病気の原因となります。

砂糖のとりすぎでヘルニア?!

3、骨や歯が弱くなる

白砂糖は酸性食品であるため、本来は弱アルカリ性である動脈の血液が、血糖値の急上昇により急激に酸性に傾こうとします。

こうなっては困るので、カラダは骨や歯からカルシウム、リン、マグネシウムなどのミネラルを取りだして、中和させるため血液に供給し弱アルカリ性にキープします。(恒常性による作用)

砂糖にはカルシウムなどミネラルがほとんどないため、出ていくのみ。
砂糖たっぷりの炭酸飲料で骨がとけるというのは、都市伝説ではありません。

また、炭酸は体内で2価の陰イオンというものになりますが、これは2価の陽イオン(カルシウム、マグネシウム、鉄などのミネラル)と結びついてしまう性質があり、そのまま体外に排出されてしまいます。
コーラなど砂糖入りの炭酸飲料はダブルパンチで骨を弱くすることになってしまいます。

●ちなみによくあるメーカーの説明には

『飲んだとしても酸が骨に直接触れるわけではなく、歯にも長時間触れているわけではない。安心してください、溶けませんよ!

、、、というようなことが書かれていますが、酸が骨や歯に直接触れて溶ける作用ではありません。
上記の説明のとおりカラダの恒常性(ホメオスタシス)による骨からミネラルを取りだしてしまうという作用でもろくなるのです。

論点がちがいますのでご注意ください。

『心配してください、、、溶けますよ!!!』
とにかく危ない砂糖

また、砂糖(ショ糖)の分子は小さく、胃壁からも吸収されていき、血液の粘度をたかめ、細胞を老化させていきます。

次回へつづきます。

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最後まで読んでいただきありがとうございました!

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