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段取りよく育った私と、朝からバタつく子ども達。違って然りな事にイライラはナンセンスざます


そうなるしか無い、
そんな事があります。

例えば育つ環境。
自分でバイトなどが出来る年齢になれば違ってきますが、それまでは子どもは育つ環境を自らが選ぶことは出来ません。

自己選択自己決定自己責任が基本の我が家ですが、子ども達が我が家の環境を自ら選択したか、というと答えは『いいえ』になるんだろうなぁと思います。

言ってる事が矛盾しちゃうのですが、
子ども達が自己選択出来るには、年齢や条件も大きく関わってくるので、言うほど現実には『出来ない』方が多いと感じています。

以前、私は市や県の子育て育成事業に携わっていた事があります。

5年間でしたが、1回の開催で20人以上の育児に関わる主にお母さん達が参加されるのですから、
5年間で100人以上の方にお会いした事になります。

その中で「我が家は幼稚園は子ども達が自分達で決めたんですよ」と話すと、たいがいはビックリ( ゚Д゚)されました。

もちろん、家から通える範囲なのか、自宅から遠いところなら送迎はバスなのか、お弁当なのか完全給食なのか、お勉強優先なところなのか…。

多くの園では「特色」、何を主にして保育を行っているかを売りにしていますので、それを元にして選ばれる事が多いと思います。
あとは実際に見学に行ったりして園の雰囲気や先生方なども重要ポイントですよね。

我が家はそれを子ども、未就園児から利用したので2歳の子に託したのです。
まぁ無謀というか、母投げやりと言うか( *´艸`) 


でも実際問題は「誰が通うのか」だと思うのです。

これを自分の身に置き換えると分かりやすいのですが、私なら
「えー来月からここに朝から夕方まで行くことになったのでヨロシク」って言われても
「えーーーーーそんなん私知らんし聞いてないし嫌やし。どんな人居るんか気になるし」って憂鬱になります。

本人が決めた園と親が良いなと思う園が違う場合も勿論あるでしょうから、そこはネゴシエイト、交渉が必要だと思います。
子どもの意見を聞き、親の意見も話す。相互で話し決めるのがベストだと思っています。

もし子どもが園に対して何か不満を言ったとして、そこは聞く姿勢で聞きますが「自分で納得して決めた事だよね」は必ず言います。

お菓子にしても洋服にしても、自分で納得して選んだのだから、それに不平不満を言うのは自分の選択が違ったと言うことに気が付かなければなりません。

もちろん私、大人も毎日何かに迷いながら生きています。

「これでよかったのだろうか」とか「他に出来る事はなかったか」と。

でも選択して結果がどうであれ、人はやっぱり100%満足にはならないもんだなと言うのも痛感しています。

選んだ事が失敗に終わった時、「あぁ、やはりこっちじゃなかったのだな」と後悔し、選んだことが上手く行ったとしても「もっと上手く出来なかったのか」とダメ出ししてしまったり。

結局、大人も子ども達もどちらかを選択したけれど、何か心残したまま次のステップに進むしかないのです。

私個人的には、それが凄く大切だと思っていて、選べるというのは自分に与えられた自由です。 

それは信頼や信用の上にあるものです。

まず、自分が自由であるという事に感謝し意識するでしょう。

それから選ぶ事が出来る環境に居る事にも意識をする事が大切になってきます。

選べることは当たり前の事ではないので、それも大切な気付きですよね。

その上に自分で決める事が出来るという特権みたいなものがあるんです。

貴方の事を信頼しています。信用していますよ」という基礎がないと選択も決定も出来ません。

毎日の洋服を選ぶ、靴下を選ぶ、下着を選ぶ、おむつを選ぶ、お菓子を選ぶ…本当に小さなことですが、この積み重ねが自信になり、自分と言う人間を大切に想う人への気が付きや、自身を想う心が芽生えるんじゃないかと思うのです

それに今、感じることは
自分の非を認めて『ごめんなさい』を言える人が少ないなと言うことです。
利用者さんにも多いのですが、
知的、発達の方は、どうしても保護者や周りが色々な事を決めてしまいがちです。
ご本人の意思決定がどれだけ出来るかにもよりますが、
訓練中や講義中に間違えたりした時
『何が原因だったか』を報告しなければならないのに
『前はこうやっていたと勘違いしました』
『こちらの方が早いと思いました』
『〇〇さんもしています』など
言い訳が報告の前に来ちゃうんです。

話を聞くと、
自分で買い物をした事がない
音楽はクラシックしか聞いた事がない
マク○は添加物だらけで食べた事がない
バスは乗った事がない
お菓子も自分で選んだ事がない

…20代の方ですが、
正直びっくりします。
受け答えも出来るし
簡単な計算も出来る方です。
自転車なら、どこにでも1人で行ける方。
その方の社会は、家庭にだけしかありません。
家庭内の価値観が当たり前になっていて
保護者も『この子は何も分からないから』と
先回りして沢山のチャンスを奪っています。

失敗して痛い目を見るのは
親として決して嬉しく楽しいモノではありません。
しかし、全くその経験がないままで居ても
家の外では価値観は人それぞれです。

ある程度の失敗や後悔の免疫を付けながら
社会に出て行く事が大切です。



突然、朝
『国語のノートがもう無い!』と言われても
我が家では買うタイミングとして
最後の2ページ目で、教えてもらわないと分からないよと話してあって
それはいくら年齢が小さくても自分のものは自分で管理する意識が大切です。
自分のものだけでなく、
トイレットペーパーにしても
歯磨き粉にしても
シャンプーにしても
自分のが減って来たなと言うタイミングで伝える事が必要な時があります。

無いなら、学校の先生に話してみて、
自学ノートで代用出来るのかを聞く必要があります。
自分のものとして大切にし管理する事は
人任せにならない為にも大切な意識だと思っています。
それは自分のミスなので、どうするか考える事、報告し相談する事の大切さもあります。

私はかなり段取り良い子どもでした。
そんな環境だったから、ですが
我が子達は違います。

その違いにイライラしてもナンセンスなので
お、自分で考える良いチャンスではないか✨と
思うようにしています。


子育てでいろいろありますが
私が大切だと思うのは、
月齢、年齢はあくまで基準でしか無いと言う事です。
早い遅いと比べるのは違うかなと思います。
また兄弟姉妹であっても全く別の人格です。
同じ事を求めないように
こやつは、こーくるかー( ´ ▽ ` )と違うパターンを楽しめたら良いですね。

それに辛い時、キツイ時は1人で抱えないと言う事も凄く大切です。
子どもを育てるのは、決して保護者だけではありません。
色んな人に繋がって頼って話して良いんです。
1人だと、1人の考えるしか出て来ませんが、
3人なら3パターンの考えが聞けます。
多ければ多いほど、それは分散され楽になります。

私は自分の子育てに関して
沢山記事を書いて来ました。
それは我が家のパターンにしか過ぎません。
子育ては、本当なカスタマイズが必要で大切であると思っています。

私も手探りで試行錯誤で子どもたちと
ぶつかりながら今があります。
きっとこれからも、そうだと思います。

私が培った経験やコーチング、
レジリエンスやアンガーマネージメント、
認知療法や行動分析学などが、少しでも多くの方に役に立てば良いなと思います( ´ ▽ ` )

そこで、子育て中の方に
悩みをお聞きしたいなと思います✨
コメント欄に書いていただくと、
次回の子育て記事の中で触れていきたいなと
思います。
子育てに関する事
パートナーに関する事
お金に関する事(FP持ってます)
ママ友との付き合い
義両親との関わり方などなど
些細なことでも結構です。
1人で悩まず、私で良ければ吐き出して
見ませんか( ´ ▽ ` )


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