相手の立場にたって考えなさい

よく耳にします言われます

これって『思いやり』という名の想像力を使え、
ということなんだろうけど
やっぱり経験したことがないと難しい

少し前、ある方に
「劉邦は逃走中、馬車を軽くするために
　2人の子どもを馬車から3回投げ捨てた」
（投げ捨てるたび家臣が拾い上げた）
という話をしたところ

「そんなことは絶対！ありえない
　子どもを捨てる親は
　この世に存在しないっふごっ💨」

と激しく怒られました

ときどきこういう方はいます

親に大切に育てられ自身も
お子さんを大切に育てられたんだな、
容易に想像できます

けどね、
やっぱり自分の子どもを虐待する親っています

わたしは経験してるから
虐待を受けて育ったから

この世にこれが存在することを
知っています

わたしが今、暮らしている阪神間は
阪神淡路大震災で激しく被災したところです

当時、
北東北の山奥で暮らしていたわたしにとっては
『テレビという箱の中の出来事』で
実感を伴うことが難しかったです

けれど実際に被災した方々の話を聞き
「本当にあったことなんだ」と
実感することができました

そんなここで暮らしている方々でさえ
東日本大震災が起きて数年後、
進まない復興のための
支援チャリティにお誘いしたところ

「まだ、騒いでるの？」という
反応をされた方が多くいました

阪神淡路大震災のあったその年に
ルミナリエという
大きなイベントを行うことができた
自分たちを基準にしちゃってる

自分たちは『経験者だから』と
現実を見ようとしない

ひとはそうできてる

経験しないと想像しがたい

経験が目を塞ぐ

この2つが混在してるな、
さまざまなことを
それこそ『経験』して感じています

経験すること

とても大切だけれど
それをすべてと思い込んではいけない

これをしっかり心に刻んで
今日も頑張って生きてゆこうと思うのですまる

HPも見てネ